安達太良山,温泉・忘年会山行(奥岳〜勢至平〜くろがね小屋(泊)〜勢至平〜奥岳)
12月23、24日
コースタイム:23日、奥岳9:50〜くろがね小屋11:50 24日、くろがね小屋8:25〜奥岳9:40
23日
毎年恒例の八ヶ岳忘年会山行が仲間の都合がつかず中止となったが、結城氏と休みの都合が合い、温泉と宴会がメインの
忘年登山をとなった。
安達太良山は毎年、山スキーで訪れており普通の登山では十数年ぶりである。
奥岳からうっすらと雪の付いた登山道を歩き始める。暖冬でスキー場のゲレンデも雪が少なく、人工降雪機によるほんの少し
だけ滑降可能である。樹林帯は風がなく心地良い汗をかきながら高度を稼ぎ斜度が緩み林道と合流したところで休憩。ここ
から5分程で広い勢至平に出るとさすがに風が冷たく、峰の辻への分岐まで行き行動食休憩をとる。山頂方面は雲に覆われて
展望は期待出来ない為、迷わず小屋へ直行とする。ここからはほぼ水平道で労せずして11:50小屋到着。今日は、我々以外
に宮城からの二人パーティーの4人のみの貸切状態。
時間は十分にあり、温泉、ビール、昼寝でのんびり過ごし、夕食は、このところの定番であるしゃぶしゃぶ、牛タン、焼きそばと
ビール、ワイン、日本酒と少し飲みすぎか?どう考えても登山に使ったカロリーの数倍のカロリーを補給。

24日
冬型の気圧配置で天気は期待していなかったが、朝は思いのほかの好天で素晴らしい朝焼けが見られた。

             

                        小屋正面の屏風岩が朝日に輝いている

            
             

                       安達太良本峰から鉄山へ続く主稜線

あまりの好天に、直接下山がもったいなく山頂経由にしようか迷っていたが、準備をして出発する頃には稜線がガスに覆われ
始めて後ろ髪を引かれる事無く下山とする。

             

                   くろがね小屋を振り返る、主稜線にガスがかかり始める

下山は、往路どのんびり下る。勢至平は昨日に比べて風は少なく時々青空ものぞくが、山頂方面はガスの中で矢筈ガ森が
ぼんやり見えており、冬には絶好の滑降となる斜面も今は雪が少ない。ニ本松市街を見ながら1ピッチほどで奥岳到着。
麓の岳の湯の一番風呂で汗を流し帰途につく。

今年は、いろいろな事があった年であったが、自分にとって山スキーの原点である安達太良山で納めの山行が出来、満足。
くろがねの温泉に今年の汗を流し、来年はきっと良い年となる事だろう。