北岳
7月31日(広河原〜大樺沢二俣〜八本歯ノコル〜北岳〜北岳山荘)
8月1日(北岳山荘〜八本歯ノコル〜広河原)
コースタイム:
7月31日
広河原7:05〜大樺沢二俣8:50・9:05〜2750m昼食10:35・11:25〜八本歯ノコル11:45〜北岳12:45・13:15〜北岳山荘13:55
8月1日
北岳山荘6:30〜広河原10:00?


7/31
二十数年ぶりに北岳へ。その時は台風の接近で三山縦走の予定を諦め北岳山荘から下山したが、それ以来で今度こそはと南ア北部の
テンパン縦走に出かけたのだが。
自宅を1:20に出発し奈良田の第二駐車場に4:20過ぎに到着。下の第一駐車場は平日なのに既に満車。下山を考えると奥の第二駐車場で
良いのだがバスの始発は下の第一駐車場。
5:32のバスで広河原へ。何とか座れたが立っている人もおり週末は大変そうだ。
久々の広河原はだいぶ変わっており、当時は国民宿舎もあり風呂に入れてもらった記憶があるがだいぶ以前にかくなったようだ。
早速準備をして出発。ほとんど寝ていないので眠くて早々に昼寝をしたい気分だが昼食まで我慢。
岳人の山岳予報では晴れだが、気象協会の夏山予報では曇り時々雨。今までは巨人 vs DeNAと同じ位の勝率で岳人に分があり今日も
そのそうだ。

     

                                   広河原からの北岳

やっと大樺沢二俣到着。行動食をとって八本歯ノコルを目指す。雪渓を過ぎて2750m付近に丁度よい休憩ポイントがあり、ここでラメーン&
コーヒーの昼食。最近はショートコースの山ばかりだったのでバテバテ。その後は待望の昼寝。ところが虫が気になってなかなか眠れない。
それほど多い訳ではないが、先週、蜂に刺されておりどうしても気になってしょうがない。結局、横になっただけで眠れないまま出発。

     

                              昼食ポイントからのバットレス


     

                             振り返るといつの間にか八ヶ岳が見えて来た

八本歯ノコルまで来るやっと間ノ岳や富士山が顔を出す。

     

                         明日行く予定だった中白根から間ノ岳の稜線


     

                                    稜線からの富士山


     

                                やっと山頂が近づいてきた


     

                                 山頂直下のお花畑

 
ここから山頂までは風が涼しい。山頂直下にはお花畑もありなかなか綺麗だ。コルから1時間ほどで山頂到着。今日は天気が良く午後になって
ガスが上がって来なくて視界が良い。本邦第二位からの展望は良く南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、富士山、奥秩父等素晴らしい。残念な
がら北アルプスだけは今日は見えない。

     

                                   鳳凰三山が近い


     

                            この角度の仙丈岳は素晴らしい


     

                              甲斐駒ケ岳もいつもと違う角度だ
   

     

 間ノ岳や塩見岳の奥に南ア南部の山々、意外に間ノ岳が邪魔で赤石や荒川岳等がスッキリ見えずこの方面は間ノ岳の方が展望が良さそう


             

                             山頂で記念写真、以前は3192.4mだった

後は小屋に下るのみなので山頂からの展望を満喫。
山荘までは高山植物を見ながら50分程で到着。
今日は、だいぶ疲れたのでビールが旨い。1日目の睡眠不足で3000付近の稜線まで上がって酒を飲むと頭痛になる事が多いので、第一弾は
ここで自制し昼寝。当然、第二、第三弾あり。

8/1
今日は、白根三山を縦走し奈良田まで降りる予定だったが残念ながら雨なので今回も諦めて下山とする。
雪渓歩きが不安というK大学の学生4人パーティー(残念ながら山ガールではなく男子学生)を案内しながら一緒に下山。
大樺沢の雪渓無事通過。彼らの体力ならばまったく問題ない。
二俣手前から視界も良くなり雨も小降りとなって来たがなかなか止まず暑い。
広河原に到着すると待っていたかのように雨は止み日も差してきた。しかし、山頂方面はガスで天気の回復もまだまだ先のようだ。
後は、ラーメンを食べて11:10のバスで奈良田へ。

今回も白根三縦走は出来ず、またしても次回に持ち越し。
元々の天気予報も微妙だっただけにしょうがない。それでも北岳からの展望が得られただけでも良しとしよう。
また、気なっていた膝の状態は問題なく、今後は長い山行も大丈夫そうだ。