妙高山(燕温泉〜天狗堂〜妙高山南峰〜北峰〜燕新道〜燕温泉)
8月18日
   コースタイム:燕温泉6:40〜天狗堂8:20・8:30〜妙高山南峰9:37・10:00〜北峰10:05・11:10〜燕新道〜燕温泉14:07

今週は妙高へ。この付近は何度も火打山の紅葉見物に訪れているが、妙高山となると13年ぶり。火打山は相性が悪く山頂からの展望は
どうもイマイチだが、今回はスッキリ晴れそう。
自宅を2時に出て燕温泉に6時到着。心配していた駐車場は、まだ3割ほど空いていて良かった。
トイレを済ませて出発。今日は気団が変わって涼しい。登り始めの日当たりは少し暑かったがそ後は快適。

   

                       登り始めはソバナが多い

称名滝を過ぎて胸突き八丁を登りきれば天狗堂到着。ここで一休み。

   

                               称名滝

少し登ると光善寺池。ここは紅葉の綺麗な所だが今日は高山植物がチラホラ。

   

                            光善寺池

ここからひと登りの筈が、ペースがガタ落ち。乳酸が溜まったような感じ。斜度のせいかと思い休みながら登るが、とっくに追い越した登山者
に先を越されてしまい自分が遅いようだ。鎖場を過ぎると視界が良くなり振り返ると富士山が大きい。北アルプスからだと手前の山の上に
上部が出ているが、こっちからだと障害物がなく稜線の下まで見える。

   

                        綺麗な稜線の富士山

なんだかんだでやっと妙高山南峰到着。三角点は北峰にあるが標高はこっちが高いようだ。
予報通りスッキリ晴れたので360度の展望。正面の北アルプスは朝日岳、雪倉岳から白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、槍穂高と続き奥に
剱立山。当然、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスもクッキリ。

    

                           山頂到着


   

                          槍穂高連峰


   

                          雪倉岳から白馬岳


   

                    鹿島槍ヶ岳と五竜岳、奥は剱立山


   

                 針ノ木岳から蓮華岳、水晶岳、野口五郎岳


   

                  苗場山の奥に日光白根山と谷川連峰

5分程で北峰へ。この間はニッコウトリカブトが多い。

   

                   山頂付近はニッコウトリカブトが多い

北峰からは火打山と焼山が近い。振り返ると苗場山、その奥に日光白根山から谷川岳、燧ヶ岳、中ノ岳、八海山などもハッキリ見える。

   

                           火打山と焼山


   

                             燧ヶ岳

ここで何時ものラーメン&コーヒー&昼寝。頭がスッキリしたところで下山。前回は往復コースだったが今日は燕新道経由でで下山。
最初は滑りやすい急斜面なので慎重に。黒沢への分岐まで来ると緩やかになりやがて長助池到着。池というより湿原で気持ちがいい。
ここもオヤマリンドウが多い。

   

                         長助池到着、オイッス

黄金清水は冷たくて旨い。ここで一息。
予定ではここから1時間ぐらいの予定だったがなかなか着かない。コースガイドでは往復コースとそれ程コースタイムは変わっていなかった
がはて?途中、多少コースが変わっていると言う事だがそのせいか?地図が古すぎ?
沢を越えると気持ちの良いブナ林で疲れが吹っ飛ぶ。やがて遊歩道に合流すれば燕温泉が近い。

   

                            燕温泉到着

結局、下りなのに登りとまったく同じ時間が掛かってしまった。そんなに遠回りした感じはないのだが。

久々の妙高山は展望も前回より良く快適だった。
燕新道も変化があったが思いの外時間がかかり、時間に余裕のない時は往復コースが楽。

この後は関温泉へ。
これも13年ぶりの宿で、源泉かけ流しで含鉄食塩泉の赤いお湯は疲れが取れる。特にブナ林の中の野天風呂は何とも言えない。
それに値段も良心的。
また来なければ。