尾瀬(鳩待峠〜至仏山〜尾瀬ヶ原〜鳩待峠)
10月26日
人の多い尾瀬は嫌いであるが、この時期は、喧騒も去ってのんびりした山行が楽しめるためお勧めである。今回も晩秋の尾瀬を楽しみに出かけた。
5:20東京の自宅を出発。途中、食事をして鳩待峠の駐車場に9時着。日帰りで駐車場料金2500円はバカ高い、係員がいないので、あわよくばと思いきや帰りにちゃっかりとられる。
準備を整えて9:30出発。
平地の天気予報ではピーカンであったが、上空に寒気が入ったのか曇りがちである。1時間ほどで森林帯を抜けオヤマ沢田代から視界が開け、小至仏あたりから雲が切れて至仏山が見えてくる



11:25山頂着。
山頂からは燧ケ岳、尾瀬ヶ原、会津駒、平が岳、越後三山、武尊山が見渡せる。谷川や日光方面は雲にうっすらと霞んでいる。
頂上には10人ほどの登山者が休んでおり、この頃には晴れてきて日差しが暖かい。のんびりラーメンとお茶でくつろいでいると、この日が百名山目という登山者を含めた集団が山の鼻から登ってきてワインで乾杯している。これを見てるとビールを持ってくるべきだったと後悔。



  至仏山頂から燧ケ岳と尾瀬ヶ原                  下山途中から尾瀬ヶ原
  4月の眺め


12:45尾瀬ヶ原に下山開始。
最初は木道の階段を下るが、岩絡みになってからは蛇紋岩という滑りやすい岩で苦労する。東北の早池峰山の小田越コースも同様であるが、いずれも高山植物が豊富な地形のようだ。
山の鼻を過ぎて湿原の中のベンチに1時間ほどで到着。天気も快晴になり実に気持ちがいい。この時期はハイカーもまばららでのんびり出来、お茶を飲んで昼寝を決め込む。





14:50山の鼻経由で鳩待峠を目指す。
良く整備された登山道を、残照を浴びながらのんびり登り返えし、15:35峠着。
爽やかな秋晴れの山行であった。


小至仏から至仏山
尾瀬ヶ原と燧ケ岳
池塘のほとりで昼寝は最高