将棋頭山(桂小場〜西駒山荘〜将棋頭山〜桂木場)
8月7日
  コースタイム:桂木場7:10〜西駒山荘11:00〜将棋頭山11:10・11:45〜桂木場14:40

中央アルプスは千畳敷ロープウェーからが楽で、そのコースしか行った事がなかったが、今回は下から将棋頭山を
目指す。
桂木場の登山口は標高1280mほどであるが、この時期はあまり涼しくはない。登山道は緩やかで歩きやすいが、直ぐに
汗が噴出す。2箇所ほど水場がありノドを潤しながら登る。大樽小屋を過ぎるとまもなく胸突き八丁。
ここで下ってくる堀米さん偶然会う。10分ほど前に出発したらしいが既に山頂から下山中とは速い。今年、山スキーで
3000m峰全山滑降を達成しており、さすがだ。こっちは山頂までまだまだ遠く嫌になる。
やっと森林限界を越えて稜線に出ると風が涼しい。
ギリギリで何とか御嶽山を望む事が出来た。この後は雲の中。

                         *写真クリックで拡大

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                       ギリギリ御嶽山を望む

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                      分水嶺からの行者岩

分水嶺を過ぎて夏道と冬道の分岐がありとっちを行くべきか?
夏道を選択したが、これが失敗。ハイ松の中の登山道は暑く、しかも虫が多い。将棋頭山は西駒山荘の先だとばかり
思っていたが手前だったようで、冬道をそのまま登ったほうが正解で西駒山荘から登り返しとなる。
それでも西駒山荘脇のコマクサの群落は来た甲斐があった。

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                        西駒山荘脇のコマクサ

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                         コマクサの群落

山荘から10分弱で将棋頭山到着。雲が上がって来たので遠くの山々は見えないが、木曽駒、宝剣岳、伊那前岳など
の中央アルプス稜線が近い。
さっきまで雲の間から見えていた南アルプスもすっかり隠れてしまった。35分ほどのんびり天気待ちをしたが雲が増える
一方で諦めて下山。

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                         宝剣岳方面

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                       山頂で記念写真

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                      西駒山荘方面

今度は稜線の冬道を下り、分水嶺からは往路を下山。
朝のトイレが不完全燃焼で出し切っていないせいか、途中から腹が張ってしかたがない。
やっと駐車場到着。トイレは下のキャンプ場を拝借。
今日は、標高差1500mで往復3000mであったが、歩きやすい登山道で標高差ほどの疲れは無かった。
この後は、またまた奈良井宿の民宿泊まり。権兵衛峠にトンネルが出来、伊那から木曽方面は速くなり駐車場から
奈良井宿まで約30分。
奈良井宿は涼しく、茶店の前のベンチでビールで乾杯。

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                茶店の前でのビールは旨く、風が心地よい