鳥甲山(ムジナ平登山口~山頂~屋敷登山口)
11月5日
コースタイム:ムジナ平7:50~白嵓9:50?山頂10:50・11:00~赤嵓稜線昼食11:15・11:55~屋敷登山口13:45

秋山郷から毎年のように苗場山に登っているものの、反対側の鳥甲山は登った事がなかった。登山道は南面で夏は暑いらしいが
今の時期ならば涼しいだろう。
自宅を3:20に出てムジナ平駐車場に7:30到着。この時期、登山者は少ないと思っていたが既に5台ほどの車があり200名山
人気か?

      

                          屋敷の手前から朝の鳥甲山

      

                         ムジナ平駐車場は紅葉が綺麗

歩き始めてすぐに急登となり30分で稜線到着。この後も延々と急登は続くが正目の赤や苗場山、奥志賀の山々が見えて来た。
布岩付近のハシゴ場を越えても狭い稜線の登りが続き、つまずきでもしようものなら右の岩壁に落下しそうだ。

      

                      下山ルートの赤嵓の岩壁が見えてきた
  
      

                           やっと白が見えて来た

何度かピークを越えてやっと白が見えて来た。白付近は樹林で視界がなく、ここから100mほどの下ると核心部のカミソリ岩
の通過。鎖もついており問題ないが左右が切れ落ちて高感度がある。そこを過ぎれば後はひたすらの登りで屋敷分岐を左に登れ
ばほんの少しで山頂到着。
山頂は樹林に覆われて視界がないというふれ込みであったが、この時期葉を落としているせいか樹間からではあるものの360度
の展望で満更でもない。特に、さっきまで見えなかった妙高山と火打山が近い。

      

                             正面の苗場山

      

                        山頂から妙高山、火打山が近い

      

                             山頂で記念写真

そうは言っても少し下った所のほうが樹林もないのでそっちのほうが視界良い。正面の苗場山に左には巻機山、越後三山、
浅草岳や守門岳が見える。反対側には白砂山から奥志賀の山々とその奥に戸隠や北アルプスも望めて高曇りの割には
展望が良い。

      

                                 白砂山

      

                          巻機山や燧ケ岳も見える

分岐から屋敷方面に向かうと登りとはうって変わって緩やかなで稜線漫歩気分。15分ほど下った尾根でラーメン昼食。箸を
忘れてしまったので笹の枝を切って代用するが食べ難い。やはりナイフぐらいは携帯したほうが良さそうだ。

      

                            赤への登山道

ノ頭までは多少アップダウンがあったが、その後はひたすら急斜面の下りだ。林道に出てからは名残の紅葉を見ながら
のんびり下るとやがて屋敷登山口到着。本来ならここから1時間20分ほどの車道歩きで駐車場に戻る事になるが、いつもの
和山の温泉民宿(雄山荘)のご主人が送ってくれるという事で有難く乗せてもらう。

      

                              山頂方面を振り返る

      

                        今日の宿の和山集落と鳥甲山

宿の温泉と山菜キノコ料理はたまらなく酒がいつもよりすすんだ。