鳥海山(鉾立口~御浜小屋~御田ヶ原~七五三掛~千蛇谷~大物忌神社~新山~外輪山
~七五三掛~扇子森~御浜~鉾立口)
7月29日
コースタイム:鉾立口6:15~御浜小屋7:35・7:50~七五三掛8:40?~大物忌神社10:00・10:15~新山10:30・10:35
~七高山鞍部11:00・11:35~外輪山~七五三掛~御浜小屋13:20・13:30~鉾立口14:35
夏の鳥海山は初めてなのでどんな花が見られるか楽しみ。
鉾立は三十数年ぶりだが以前とはだいぶ変わっているような?
鉾立登山口
最初は緩やかな登りで賽の河原を過ぎて開けた登山道を登っていくと御浜小屋。一気に花畑が広がりニッコウキスゲ、ハクサンフウロ
キタヨツバシオガマ、トウゲフキ、ミヤマトウキ、ハクサンシャジン------他いっぱい。特にハクサンシャジンはこの後ほぼずっと咲いていた。
眼下の鳥海湖と新山の眺めがも素晴らしい。北東には岩手山と秋田駒ケ岳も見える。
賽の河原付近のチングルマ、今日もこの花から
鳥海湖とニッコウキスゲ
目指す新山
ハクサンフウロ、キタヨツバシオガマ他
ハクサンシャジン
鳥海湖2
ハクサンシャジン、トウゲフキ、ミヤマトウキ
岩手山と秋田駒ケ岳
一休みして出発するも花が多くなかなか進まない。御田ヶ原から七五三掛までも花が多く飽きない。
七五三掛から少し登って外輪山との分岐から千蛇谷へ下って行く。
御田ヶ原付近からの新山
キタヨツバシオガマ
チョウカイアザミ
アオノツガザクラ
雪渓を渡ってひたすら登る。谷の中は風が無く暑い。
千蛇谷
一旦切れた花も大物忌神社が近づいてくるとイワギキョウなどの花が多くなってきた。
登りきった所が大物忌神社でコーラが旨い。
イワギキョウ
ひと息ついたら山頂へ。巨岩が重なる歩きにくい急登を頑張り今年2回目の新山へ。ここは狭いので写真を撮ってすぐに譲る。
朝は視界が良かったが周りのガスが多くなり残念ながら遠望はきかない。
新山到着
当初は往路を戻る予定だったが、千蛇谷の暑さは参るので外輪山コースに変更。
一旦下って七高山、行者岳の間の外輪山に登り返す。やはり風が涼しい。
適当な所でラーメン休憩。月山方面は視界がないが西側は雲がなく飛島も見える。
後は、行者岳、伏拝岳、文殊岳と越えて七五三掛へ下っていく。多少アップダンはあるものの風は涼しい。何より千蛇谷に比べて圧倒的に
花が多く固有種のチョウカイフスマ、、チョウカイアザミ更にイワブクロ、イワギキョウ、ミヤマダイモンジソウ他が見られ、こっちのルートで大
正解。
イワブクロ
イワギキョウ
外輪山からの大物忌神社と新山
千蛇谷から御浜小屋方面、奥は日本海
チョウカイフスマ
ミヤマダイモンジソウ
文殊岳と新山
ハクサンシャジンと扇子森
七五三掛からは往路と同じであるが、光線の角度が変わり同じような所でまたまた撮影。
シロバナトウウチソウ
新山を振り返る
トウゲフキとミヤマトウキ
御浜小屋でのんびりしたら鉾立への下り。
ここからが辛かった。賽の河原を過ぎると風もなくなり標高下がって来たので暑い。
汗が止まらず日焼け止めが目に入り痛い。
やっとの思いで鉾立到着。アスファルトの照り返しで暑いかと思いきや風があって意外に涼しい。さっきまでの下りはなんだったんだろう。
山スキーに続き今年2回目の鳥海山は、花の山にふさわしく素晴らしかった。名前の分からないものも多いが種類、規模とも今までで一番
だったろう。
この後は宿まで近いので、風呂とビールが待っている。