前武尊山(オグナホタカスキー場〜山頂〜十二沢〜スキー場)
1月22日
コースタイム: ゲレンンデトップ11:30〜前武尊13:30・13:55〜スキー場14:20
前日まで冬型が強く多量の降雪があり、当日も冬型の予報。こんな時にはスキー場から近く、少しの登りでけっこう楽しめる
と評判で以前から行って見たかった前武尊とした。

4:15に自宅を出て、途中、高速のチェーン規制渋滞等々で8:40オグナホタカスキー場到着。
ここ2日で1m近い降雪があり、上部リフトの整備がまだで見通しがたたないらしい。天気も吹雪模様で、せっかく来たのでとり
あえずスキー場で遊んでいると、やっと上部リフトが動き出し準備をして出発。
既に、深いトレースがあり拝借。10分ほどでトップの山スキー、山ボーダー、テレマーカー十数人の混成パティーに追いつく。
ここまで交代でラセッセルし1時間を要しているということでびっくり。もちろん答えは、自分の脚が速いのではなく過酷なラッセル
と言う事である。ここからラッセルに加わるが、スキーでも腰までのラッセルが続く。ストック突き刺すとリングのまま1.5m程度
簡単に潜り方向転換さえままならない。

             

                      前武尊山頂 「日本武尊像」以外視界がない

やっとの思いで吹雪きの前武尊頂上着。1時間あれば余裕かと思ったら、交代のラッセルでも2倍もかかってしまった。単独
だったらとっくに引き返していただろう。山頂は目印の「日本武尊像」以外遠望はきかない。当初は荒砥沢上部を滑ってから
登り帰す予定であったが、このラッセルでは日没になること間違いなく、直接、十二沢を下る事とする。
何度も来ているというテレマーカーとご一緒させてもらう事にして滑降開始。手頃な斜度であるが積雪量が多すぎて、あまり
ターンを繰り返すと止まってしまう。それでも時々フェースショットの雪を浴びながら浮遊感覚を味わう。
しかし、止まった瞬間、谷足が潜り転倒。たったそれだけで、立とうとしても、スキーが深い位置に入り抜けない。何度か力ずくで
試みてやっとの思いで抜け安心。滑降中だったら更に大変だろう。
その後、沢が狭くなったあたりから右にトラバース気味に第6リフトの途中に出る。ここでテレーマーと別れゲレンデをひと滑りで
終了。
「花咲の湯」はメチャ込みの評判であり、白沢道の駅にある「望郷の湯」に入り帰途につく。