会津駒ケ岳(滝沢登山口〜1990mP〜北面の小沢〜登り返し〜登山口)
3月10日
コースタイム:登山口8:05〜1990mP12:30・13:00〜北面の小沢滑降〜登り返し〜登山口15:50

今回はRSSAの月例山行。今年は前回の山スキー祭も含め、東北支援に少しでも役立てばという事で、東北の山に登り
地元の宿に泊まっての山行。
会津駒ケ岳は紅葉シーズンには何度も来ているが、山スキーでは周辺の山々には何度も行っているのに駒ケ岳だけが
抜けており楽しみだ。
自宅を3:15に出発。途中、雪で時間がかかってしまったが、7:30丁度に待ち合わせ場所のアルザの駐車場到着。
早速、移動してシール登高開始。
今回は、RSSAメンバーの佐藤、森野、青木、鷹觜、水澤、北原、吉田の7名。今日も小雪模様なので行けるところまでと
して出発。湿った新雪が20cmほど積っているが先行パーティーのトレースがあり有難く使わせて頂く。
青木さんは体調不良で早めに下山。視界も今一で結局1990mピークまで登り滑降開始。

      

                           やっとアンテナまで到着


     

                           途中のカモシカくん


      

                              1990mP                            

当初は源六郎沢の底まで滑り登り帰しの予定であったが、新雪の密着が悪く雪崩そうなので、まずは安全に往路の尾根を
1600m付近まで滑り、左の沢に滑り込む。このまま登山ルートを滑るより斜度、樹間とも快適らしい。

      

                       この程度の斜度でも簡単に斜面が破断

いざ沢に向かって滑降開始。重めの新雪ではあるもののまずまず快適。しかし、それも上部のみ。少し斜度が出てきて、さあ
これからという時に小雪崩が発生。更に下ると頻繁に小雪崩が発生。幸いに雪面がスラブ化していないのでスキーでカットし
た部分から下部で発生するので何とかリカバリー出来る。地図を見ながら尾根斜面を行こうとするが、それなりの斜度があり
簡単に雪崩そうだ。
ここは勇気ある撤退を決定。美味しそうな斜面をグッとこらえ再びシールで登り返して登りルートに戻る。やっと安全圏に到着。
後はシールを外して登山口まで滑降。

      

                              やっと登りルートを滑降


           

                      下部では悪雪に苦しめられる

樹林帯で、しかも、それほどの急斜面でもないのに新雪雪崩でこれほど頻繁に発生したのは始めてだ。
やはり無理せず登り返したのは正解であった。
後は、温泉と「檜扇」料理で宴会。