吾妻
2月16、17
(高湯〜吾妻小舎(泊)〜一切経山〜五色沼〜高湯)
今回は結城氏との恒例の吾妻である。
2/16 くもり後晴れ
9:40スキー場TOPをシール登高開始。やはりトレースはなく膝までのラッセルが続きタイムロスが大きい。慶応山荘との分岐で休んでいると後続の4人パーティーが追いついて先行。後で小屋で聞くと山スキーMLのN氏のパーティーらしい。ここから五色沼の外輪手前まで交代でラッセル。いつもの通り、五色沼脇の強風帯を過ぎ、無風の通称パラダイスで大休止。再び登り広い稜線に出る頃には晴れてくる。一切経山と前大嶺との間の滑降地点に14:00着
ここは天気が悪いと迷いいやすい場所だが今日はその心配はない。準備をして14:20まずは酸ヶ平目指して滑降開始。いつもはウィンドクラストしているが、今日は雪質が良くターンが快適に決まる。



            酸ヶ平への快適な斜面

酸ヶ平の避難小屋を過ぎて一旦斜度が緩くなり、今度は蓬莱山の東斜面であるが早目に南側にトラバースし、少しでも急な斜面を選んで滑降。ここも雪質が良くあっという間に浄土平に到着。



             蓬莱山の東斜面を浄土平へ
           

後は、今夜の宿の吾妻小舎に向かい15:00着。
今日は、管理人の遠藤さんが不在でありコークスのストーブに着火するも、コツがあるらしくなかなか本格的に燃えない。17:00頃にやっとの事で火力が増して一安心。あったかい小屋で鍋をつっつきながらの酒は格別。
2/17 晴れ
今日は、いつもの高山〜土湯のルートではなく、一切経山から五色沼の滑降を狙う。
8:30出発
シール登高で昨日の滑降ルートを登る。天気予報では下り坂であるが今のところ快晴でピッチも上がる。稜線に着く頃には蔵王、安達太良山、磐梯山などが一望。



       一切経山                                     奥が磐梯山

稜線に10:00着
ここでシールを外し、一切経山方面に滑り、スキーを担いで夏道山頂方向に少し登り適当な場所を滑降ポイントとする。
いよいよ結氷した五色沼めがけての滑降開始。上部はクラストしているがすぐに膝までのパウダーで気持ちが良い。あっという間に湖面に到着。大丈夫とは思いながらも結城氏と間隔をあけて湖面を渡り外輪の尾根に登り、往路ルートと合流。11:15



              五色沼への滑降中間部




                 一切経山と五色沼

ここからは、往路をそのまま下る。慶応山荘との分岐までは楽しめるが、後は樹林の緩斜面をひたすら飛ばし
11:45スキー場駐車場に到着しフィナーレ。
高湯温泉で汗を流し、帰宅の途につく。