八海山北面斜面(ロープウェー終点〜西尾根〜北面滑降〜船ヶ沢新田)
3月1日
    コースタイム:尾根出発9:10〜麓集落(船ヶ沢新田)11:30

今回は、RSSA山行で田中さん、森さんとの始めてのパーティーであるが天気が今一。
4時に自宅を出発し、湯沢あたりで既に吹雪模様でスキー場で滑って帰るのか?と思っていたが視界のあるうちに、
田中さんと森さんで車で北面のルート偵察をしており、まずはロープウェー頂上に移動。ここからシールで5分ほど登り、この
尾根を西に向かい途中から北面滑降となる。

            

                   森氏と田中氏、シールを外して滑降開始

猛吹雪という訳ではないが、雪とガスで視界が悪いので地図、高度計、GPSを駆使しルートを読みながら慎重に滑降。
初ルートでこの視界では普通は来ないだろうが「3人寄れば文殊の知恵」でルートを探る。
パウダーもあるもの雪質は刻々と変化し山スキーの技術が問われる。

            

                      一瞬のパウダーをつく森氏

途中、何度もルートを確認し田中さんと森さんの正確なルートファンティングのおかげで目的の西尾根から北面へ滑降。
上部は残念ながら顕著な弱層で樹林を慎重に尾根がらみで滑る。コルから沢状のオープンバーンは今一の雪質であった
が更に下り右側からの別のオープンバーンと合わせると重い新雪ではあるが快適な滑りとなった。

            

                      重いパウダーを滑降する田中氏

ここを過ぎると斜度も緩くなり林道らしき道を下る。民家が手前で大休止。11:30で気がつけば2時間以上経過していた。
この後、船ヶ沢新田集落を15分ほど歩きタクシーを呼んでスキー場へ戻る。
五十沢温泉で汗を流して帰途につく。
このルートの記録は見ないが地元の人達の間では滑られているかも知れない。いずれにしても、初めてのルートは
エキサイティングで楽しい。