矢筈森から振子沢の斜面
浅草岳山頂へ続く稜線
東北、上越、尾瀬、富士山










スキー場のゴンドラトップからシール登高開始。
五葉松平を右に見ながら緩やかな尾根を行く。天気が良ければ右に蔵王を
見ながら行く、無木帯の稜線になってからは風が強いことが多い。
また、ガスられるとルートを見失いやすいので注意が必要。
頂上からは、吾妻、蔵王、磐梯山、朝日、飯豊の各連峰が一望出来る。
ここからは、矢筈森の肩を目指すが、稜線を鉄山方面に向かい途中からトラバースするのが最も早いが、条件の悪い時は夏道沿いに一旦、峰の辻方面に下ってから登り返す。矢筈森の肩からは沢状の斜面を振子沢めがけて滑る。標高差で400〜500mであるが快適な斜面で、じきに左側にくろがね小屋が見えてくる。
日帰りも十分可能であるが、通年営業で、温泉のあるくろがね小屋で1泊してゆっくりしたい。
2日目は山頂まで登り返す。
山頂からは、往路を下るのではなく、途中から烏川に滑り込む。大斜面で気持ちがいいところである。このまま下ると滝で行き止まりになるので、傾斜が
緩んだところから五葉松平に上がりスキー場方面へ向かう。
ゴンドラ方面ではなく、北側のゲレンデ途中に出る。
後はスキー場を下るのみ。
岳温泉の公衆浴場「岳の湯」で汗を流して山旅の疲れを落として帰りたい。
吾妻連峰
2000年2月5、6日の記録
コース:吾妻スキー場〜五色沼〜前大嶺〜浄土平〜吾妻小舎(泊)
     〜鳥子平〜高山〜土湯温泉


    浄土平にて                                 吾妻小舎

9:30 ゲレンデトップを出発、先行のトレースはなく樹林帯でのラッセルを覚悟したが以外に沈まず スキー靴程度、雪はふかふかで軽い。 11:50 五色沼のへりに到着、一切経山はくっきり見えているが、西吾妻方面は雲がかかっていいる、 風はあるものの、いつもの立っていられないほどの強風はなくラッキー。 風で雪のない斜面を5分程スキーを持って下り、再びスキーを履き五色沼を回り込む、風の ないところ(通称パラダイス)でランチ。
前大嶺のコルめざして最後の急斜面をの登りきり、緩斜面を10分間ほど歩くと 13:10コルに到着 この辺は、ガスられると迷いやすいところであるが、天気も良く順調に着くことが出来た。 ポール、赤布が例年以上にあり悪天の時には心強い。 13:25 シールを外し、いよいよ滑降開始。
酸ヶ平までは上部は固めであったが下部はパウダー 蓬莱山の中腹から浄土平までの第2ステージも雪は軽めで、各々綺麗なシュプールが 残り感激。再びシールを付けて桶沼を回り込むと 14:00吾妻小舎到着 いつもながら、コークスのストーブとふかふかの布団で快適。管理人の遠藤さんに感謝 2月6日曇り 8:15出発 鳥子平まではほとんど観光道路上を行くので迷うことはない。ここから先土湯まで指導標 が所々ついている。 鳥子平で休憩していると、小屋で同宿だった13人パーティーが追い抜いて行く、その トレースのおかげでラッセルもなく高山に着く事が出来た。 山頂からは、昨日越えた一切経山方面、磐梯山、安達太良連峰が間近に眺められる。 10:10 休憩後、いよいよ土湯までのロングツーリングの開始。 北面の切り開き斜面にさしかかったところで先行パーティーに追いつく、彼らは早めに東側 にルートをとっているが我々は真っ直ぐ沼を目指す。
ここがこのコースで最も快適な斜面で パウダーを満喫出来た。沼からは、東側に少し登り指導標と合流し、樹林の緩斜面を飛ばす。 雪質が悪いとスキーが滑らない場合もあるが、今回は雪が比較的軽く問題なかった。 11:110 林道合流 従来は下のゲート(不動湯分岐)までスキーで下れるが、今年は工事の為の除雪があり、ここ から歩きとなる。じきに途中から携帯で呼んだタクシーが来て長い山行もフィナーレ。

高山から土湯のコースは最初は問題ないが、時期が早く積雪の多い時は緩斜面でスキーが滑らず下りのラッセルになる時がある。
栗駒山

コース:いこいの村〜栗駒山(往復)

いこいの村までは冬季でも除雪されている。
ここからシール登高開始。200mほど車道を行き、道は左にカーブするがそのまま直登したほうが早い、この後、ジグザグの車道をイワカガミ平まで行く。夏はここまで入り売店などあるがこの時期は雪の中。ここから夏道より右側(北側)を低潅木を避けながら行き、雪が多ければ途中から右手の新湯沢を登ったほうが早い。沢が深くなる前に左側に上がり山頂を目指す。
夏道は南東斜面に付いているが、シール登高の場合、大斜面のある東斜面(奥側)からつめた方が早いし、下りもこの斜面を滑降することになる。
山頂には小さな祠が雪の中に立っている。天気が良ければ、鳥海山、焼石岳、早池峰山などの眺めが良い。
滑降は、往路をそのまま戻るが、ハイライトはなんといっても頂上直下の東側斜面であり快適に飛ばせる。後は、登りのトレースたどりあっという間に、いこいの村に到着である。 往復約3.5時間
下山後はいこいの村の温泉で汗を流して帰りたい。
3月以降で除雪が入ると、ルートの妨げになる。その場合は、最初の登りの後に車道を越え、車道の左側(南側)を行く。
安達太良山

コース:あだたらスキー場〜安達太良山頂〜矢筈森の肩〜振子沢〜くろがね小屋(泊)
     〜山頂〜烏川〜五葉松平〜あだたらスキー場



 

    矢筈森から振子沢の斜面
尾瀬 至仏山

1999年4月17日の記録
東京を5時に出発。 途中、食事をして鳩待峠8時30分着。既に30台ぐらいの車が来ている。 予報では、ズバリ晴れであったが稜線がガスっており薄曇りなので、時間調整し 9時頃にゆっくりと歩き始める。 トレース、赤布がばっちりで迷うことなく11時10分に山頂到着。 その頃にはガスも晴れて尾瀬周辺の山々から上越方面まで見渡せる。 ゆっくり休んで、12時30分にムジナ沢めがけて滑降開始。 最初の尾根の部分はクラストしていたが、沢に入ってからはターンの度に 表面が流れる快適なザラメ。 途中、3人グループのテレマーカーと一緒になり誰も滑っていない斜面を満喫 スリルは無いが適度な斜面で気分は最高、下部で雪が重くなったものの問題なく 尾瀬ヶ原到着。 時間があったので50分程休憩と昼寝を決め込む。 ハイカーが通る音で目をさまし、鳩待峠まて1時間20分で登り返し。  



   山頂から尾瀬ヶ原                      ムジナ沢中腹から山頂方面
浅草岳

2000年 4/7の記録
1・山域大分類 :会津/会越
2・山域小分類 :浅草岳
3・山域コード  :6.7
4・コース概要  :浅草山荘---ムジナ沢---頂上(往復)
5・日程     :4/7(金)晴れ
6・単独

東京を早朝出発 8:30 浅草山荘からシール登高開始。雪は麓で2〜3mで十分、ムジナ沢に 下りるまでは時々トラバースしながら行く。 ここから沢をそのまま登るが、小さいデブリを1箇所あるだけ問題ない。 10:30 滝を右からまいてのぼり、更に少し登ってから左の尾根に取り付く。 あとはこの尾根をひたすら登り、前岳を越えて山頂。 11:45到着 山頂からの眺めは最高で、燧ケ岳から越後三山、守門、雪をたっぷりかぶった 飯豊連峰が屏風のよう。眼下には田子倉ダムが輝いている。 誰もいない山頂を十分堪能してから 12:15滑降開始 無木帯を気持ちよく飛ばすはずが、急激に上がった気温のせいかスキーの 滑りが悪くブレーキがかかりながら滑ってる感じ。それでも滝の下までは ある程度斜度があるのでターンを交えながら滑降。 あとは、トラバースと直滑降であっという間に浅草山荘到着。 12:35 平日とあってはさすがに誰にも会わなかったが、静かな山行が堪能できた。
PS:4/16(日)はへりスキーが予定されてるそうで。300人以上が参加予定とか。 正統派山スキーヤーはこの日はパスした方がいいかも