谷川岳(西黒沢本谷)
4月19日
7:35ゲレンデをシール登高開始。このところの異常な高温でゲレンデも腐った雪質。天神尾根に出ていつも通り登っていくが、今日は最初からスキーを担いでいる人が多く、次々に追い越していく。谷川もだいぶ雪が融けているが、目的の西黒沢本谷は、クレバスを隙間をぬって何とか滑降出来そうである。但し、下部の滝の通過がポイントのようだ。

                

                                    中央が西黒沢

天神尾根のルートは数回スキーを脱ぐが、概ねシール登高で9:35山頂到着。高曇りであるが、まずまずの視界で遠望がきき上越方面や尾瀬などが見渡せる。

                 

                                  巻機山や八海山方面

休憩後10:30滑降開始。
西黒沢源頭部の大斜面は雪が重く、いつになく快適ではない。そのまま下り、吸い込まれるように西黒沢本谷に入っていくと斜度が一気に増してくる。調子に乗って飛ばしていると、所々にあるクレバスに落ちてしまうので用心しながら滑っていく。

                

                               西黒沢本谷上部を振り返る

やがてポイントの滝が表れてくる。雪の部分は全面クレバスであるが滝のすぐ脇が最も狭く、ここを慎重に通過し、更にデブリ帯を越えると右側から熊穴沢が合流し、あとは広い斜面を一気に滑りスキー場に合流するとまもなく駐車場で滑降終了。