平標山・西ゼン(元橋〜山頂〜西ゼン〜仙ノ倉谷〜毛渡沢〜土樽)
3月9日
      コースタイム:元橋7:30〜山頂10:45・11:15?〜群大ヒュッテ13:30〜土樽14:05

7時に元橋に到着すると、この時期にしてはかなり多くの車があり、だいぶ入山しているようだ。
早速、準備をしてシール登高開始。今日は、鷹觜さん、田宮さん、森さん、吉田のRSSAメンバーと菊池さんはじめSさん、
Nさん?の白樺同人3名と宮本さんのトータル8名の混成パーティー。
いつも通りヤカイ沢から右の尾根に取り付く。普通は尾根上の強風に悩まされるが、今日は快晴無風で富士山や南アルプス
も見え、景色を見ながら大休止。

            

                           浅間山もクッキリ

登りながらルートを検討していたが、西ゼンに決まり平標山山頂へ。
山頂は予想通り賑やかで、西ゼン方向には既に数本のシュプールが付いている。山頂からは谷川連峰などはもちろん
北アルプスも白く輝いている。

            

                        谷川連峰と奥に至仏山


            

                         山頂で滑降準備中

Sさん、Nさんは稜線を戻りヤカイ沢の1本南側の沢を滑降していった。
我々も準備をしていよいよ滑降開始。ノドまでの斜面は快適パウダーで思いおもいのルートで滑降していく。さすが菊池さん
の滑りは綺麗でカメラを付けたままでも安定している。(デジカメ不調で残念ながら滑降写真なし)

            

                           滑降中の田宮氏

ノドを過ぎていよいよ核心部の急斜面となる。先ほどまでと違い重い雪となりスピードをコントロールしながらの滑降。右に
大きくカーブしてからは多少雪質も持ち直し再び快適。雪質と同じように核心部でデジカメが不調で写真が無い。ストックが
雪に埋もれて掘り出しに苦労するアクシデントはあったが撮影しながら滑降し、イイ沢の出合で休憩。

            

                イイ沢出合から上部を振り返る、核心部は左上(デジカメ復活)

午後の気温上昇で、あちこちで小雪崩が発生。ここは大丈夫と思うも気持ちの良いものではない。
休憩後、仙ノ倉谷まではほぼ直滑降。その先、土樽までスキーが滑らず時間を要する事が多いが、今日は先行パーティーの
レールのおかげで楽に下る事が出来た。ジャンボタクシーで元橋へ戻り無事終了。
気温が高い割には上部はパウダーで楽しい山行であった。
本来なら温泉で汗をながしたいところであるが、帰りの渋滞があるので少しでも早く帰途につく。しっかり大渋滞にはまった
が遅くならない時間に帰る事が出来た。