乗鞍岳(スキー場〜位ヶ原〜富士見岳稜線〜位ヶ原〜スキー場)
1月20日
           コースタイム:スキー場9:15〜富士見岳稜線11:50・12:30〜スキー場13:15

風邪は治っていないが天気は良さそうなので毎年行っている乗鞍に出かけた。
自宅を4:20に出発。薬の効き目は今一でも副作用だけはしっかり表れ、眠い状態で8:15スキー場到着。
リフトを3本乗り継ぎ準備をして出発。
既に、先行トレースがありこの体調では大助かり。しかし、鼻水が止まらないので15分毎に鼻を噛みながらなので死にそうな
金魚のように口呼吸で登る。
位ヶ原の手前で行動食休憩をして再び出発。天気は高曇りであるが位ヶ原はいつもの強風がなくラッキー。先行者は
肩ノ小屋方面に向かっているが、私はここから右にルートをとり富士見岳方面に向かう。剣ヶ峰方面はパウダーが期待出来
ないので最近はもっぱらこの方向である。
摩利支天から富士見岳に続く稜線に11:50到着。槍穂高や浅間山、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスなどいつもながら
素晴らしい眺めである。

             

                          摩利支天とコロナ観測所


             

                              槍穂高と常念岳


             

                         富士見岳と右側の滑降斜面

シールを外してアイスバーンを鞍部まで一旦滑降し、スキーを担いでわすかに登りエントリーポイントへ。テルモスの
ハーブティーを飲んでいよいよ滑降開始。
多少風でパックされているものの、まずまずパウダーでありショートターンで一気に下る。久々のこの感覚がたまらない。

             

                       久々のパウダーにシュプールを刻む

どこまでも滑って行きたいが、登り返しが登り返しが億劫なので適当な所から右にトラバースし尾根を一つ越えて位ヶ原
に戻る。予定より下り過ぎた為わずかに登り返し位ヶ原へ。
大休止後、再び滑降開始。いつもはつまらない切り開き帯であるが、今日はパウダーで気持ちの良い滑降がスキー場まで
続き思わぬ快感に満足。

             

                       切り開き帯は思わぬパウダーで満足

あとはスキー場をひと滑りでフィナーレ。
体調が悪いわりには満足の行く山行であった。この後は温泉とビールが待っている。