大戸沢岳(国道〜大戸沢岳〜中ノ沢〜下大戸沢〜国道)
3月2日
    コースタイム:国道7:25〜大戸沢岳11:45・12:25〜中ノ沢〜国道13:35

今週は結城氏と大戸沢岳へ。
自宅を3:40に出て待ち合わせの高畑スキー場に6:25到着。道路には全く雪が無いので早い。まずは国道の登山口へ。
このところの暖かさと雨の影響で山はクラスト状態なので、三岩沢のザラメ狙いもあったが直前に少し雪が降ったのでこれに期待。
とは言っても路肩がうっすら白くなる程度なので心もたない。
最初の登りからクラスト斜面で膝に堪える。一旦緩くなる辺りから時々新雪を踏む。最後の針葉樹を過ぎて頂上への大斜面までく
登るとしっかり新雪が積もっており、少なくても上部はパウダーを味わえそう。クラスト面との密着も悪くない。

   

                        頂上方面が見えてきた


   

               最後の休憩ポイントを過ぎるといい感じの新雪


   

                       頂上までもうひと頑張り   

ひと頑張りで頂上付近の滑降ポイント到着。
今日は1ヶ月半振りのいい天気の山で気持ちが良い。朝のうち強かった風も収まりうららか。何は無くてもこの天気が最高。
霞がかっているものの、日光白根山や男体山、女峰山が見える。隣の三岩岳は勿論いい。

   

                     稜線の奥は窓明山方面


   

                           隣は三岩岳


   

                     久々の青空で記念写真

十分休んだら滑降開始。
頂上直下の大斜面は時々底有りとなるがほぼパウダーで快適。

   

                   頂上直下の大斜面のシュプール


   

                       頂上直下のパウダー


   

                     大斜面の結城氏

左の中ノ沢に入っても新雪が溜まっておりパウダーを楽しめる。

   

                          中ノ沢上部


   

                   中ノ沢上部もいい感じに新雪が溜まっていた


   

                   中ノ沢上部のシュプール

更に滑り、右、左とカーブする辺は風が強かったのかクラストしており慎重に滑降。

   

                    中間部はパウダーからクラスト


右にカーブしてからは再びパウダーが溜まっており快適。

   

                     再び下部もパウダー

この後は核心部の滝の通過。デブリが溜まっており2月に比べて斜度は緩くなっており問題なく通過。
自分は気がつかず通過したが結城氏が沢の中間付近に隠れクラックを発見、避けながら事なきを得る。
現状での通過は問題ないが今後の状況によっては要注意。以前、滝に落ちる事故もあったようで、少なくても中間付近は慎重な
通過が必要。
沢が広くなったら安全地帯で大休止。暖かくて気持ちが良い。

   

                        振り返ると三岩沢

この後のスノーブリッジの通過を危惧していたが2箇所とも何とか渡れた。後どのぐらい持つか?但し、今日の時点では左岸側の
迂回可能。
のんびり滑れば国道到着。
クラスト斜面の登りでガラスの半月板が厳しかったので長めのアイシング。
この後は、何時もの温泉民宿で温泉、旨い食事、そしてビールに日本酒と楽しい宴。

今週はクラスト斜面の滑降を覚悟していたが直前の新雪があり思わぬパウダーを楽しめた。