蓮華岳・大沢
5月17日晴れ
7:40スキーを担いで扇沢の駐車場出発。20分ほど歩き、針ノ木雪渓末端からシール登高。左側には目指す蓮華大沢が山頂付近まで続いている。

            

                                針ノ木雪渓と針ノ木岳

休憩をはさみながら針ノ木峠までシールで登り、10:40到着。既に山スキーヤーが1名おり、何やら美味しそうな臭いをさせて料理をしながらビールでくつろいでいる。こっちはまだ先があるので、11:00再びスキーを担いで蓮華岳を目指す。
最初の急登を過ぎ、緩く長い稜線を登りきると12:00蓮華岳山頂到着。
山頂は風もなく穏やかで、15年前の夏山以来であるが眺めは素晴らしい。ほとんどの登山者やスキーヤーは針ノ木岳を目指しており
アリのようである。

            

                               爺ヶ岳と鹿島鑓ヶ岳

大沢を直登してきた山スキーヤーと話していると、偶然、先週の白馬岳の頂上直下でも会っており驚き。
十分休憩し、12:30山頂から1分ほど下りたとこらから滑降開始。
もう一人登って来た山スキーヤーがファーストトラックを狙っていたようで、ここを滑ると聞いてがっかりしている。ザラメ雪なのでそれほどトップにこだわらないが、待つのも退屈なので先に失礼する。

            

                        1直線に蓮華大沢が針ノ木雪渓まで続いている  

上部は広く開放感のある斜面で気持ちが良い。その後、徐々に狭くなってくるが斜度は手頃で一気に滑る。

             

                               蓮華大沢上部を振り返る

中間部からは落石などで雪面は荒れてくるが、針ノ木雪渓までスキーを脱ぐ事無く滑降。
針ノ木雪渓をわずかに滑り、雪渓末端から再びスキーを担ぎ扇沢駐車場13:20着。
振り返ると稜線は雲の中でタイミングの良い滑降であった。