蓮華岳・蓮華大沢(扇沢〜針ノ木峠〜蓮華岳〜蓮華大沢〜扇沢)
5月29日
   コースタイム:扇沢7:45〜大沢出合8:30〜針ノ木峠11:00・11:20〜蓮華岳12:30・12:55〜扇沢13:50

先週の池ノ谷ガリーでブーツが壊れてしまいシーズンが終わったかと思ったが、同じ場所が壊れた事もあり無理言って
週末までに修理してもらったので今週も山スキー。
白馬方面の予定であったが、午後の予報が良くないので早めに下れる蓮華大沢に変更。
自宅を3:30に出て7:20扇沢着。準備をして出発。
夏道を2箇所登り、登山道と分かれて林道を登り沢に出る。堰堤を2個?越えると大沢との出合で上部まで雪は繋がって
いるようだ。針ノ木雪渓もこのあたりからやっとシールが使える。
針ノ木岳方面のマヤクボ沢を右に分け、そのまま登り針ノ木峠へ。何時もはもっと楽だったような気がするが、今日は結構
疲れた。ほとんどの山スキーヤーは針ノ木岳に向かうのでこっちは静かで単独スキーヤーと2名のみ。
針ノ木小屋のベンチは暖かで気持ちが良い。雲は多少あるが槍、穂高が正面に見える。
朝のうちは高曇りであったが青空も広がり何とか持ちそうだ。さて蓮華岳までもうひと頑張り。
ひと登りすれば稜線漫歩だったはずだが疲労困憊でやっと蓮華岳到着。
先行していた2人パーティーが気持ち良さそうに滑降して行く。
さっきまで見えていた鹿島槍や白馬方面は雲に覆われて来たが、このあたりは日差しがあり暖かい。先週行った剱、立山
から薬師、水晶などまだまだ真っ白だ。展望を楽しみながら誰もいない山頂でのんびり。テルモスのハーブティーが旨い。

                       *写真クリックで拡大

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                       蓮華岳からの水晶岳


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                    針ノ木岳と立山、手前が広い大沢源頭


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                   剱岳、山頂右には池ノ谷乗越が見える


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                          山頂で記念写真

山頂直下でスキーを付けいよいよ滑降開始。
上部は広く気持ちが良くロングターンで飛ばしていく。デブリもなくザラメ雪にシュプールを刻む。徐々に斜度は急になるが
雪質も良く快適斜面が続く。中間部以降になるとデブリも現れ、下部では落石を避けながらとなるがスキーを痛めずに滑降
可能だ。やがて針ノ木雪渓に合流し僅かに滑れば滑降終了。

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                      上部は広い快適斜面


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                       上部斜面を振り返る1


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                           上部斜面2


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          さすがに下部は落石が出てきたがスキーを痛めず問題なく避けられる


この時期にしてはデブリやデコボコも少なく快適な斜面であった。後は、スキーを担いで20分程歩けば扇沢到着。

心配していた天気は意外に良く、斜面のコンディションも上々でシーズン最後?の滑降を楽しく滑る事が出来た。