平標山(火打峠〜林道〜登山口〜稜線〜山頂直下〜南面滑降〜林道〜火打峠)
12月28日
コースタイム:火打峠7:50〜登山口9:20・9:35〜稜線から山頂直下13:05・13:25
         〜登山口13:50・14:00〜林道〜火打峠14:30

休みが取れたので何処へ行こうか悩んだが、谷川は沢がまだ埋まっていないので手頃な平標へ。
自宅を3:50に出て火打峠に7:30到着。天気予報では昼ぐらいか回復なのでゆっくり出発。
天気は小雪模様で山頂方面はガスの中。先行トレースはヤカイ沢方面に向かっており少し様子見で入ってみるがやはり
まだ薮が濃いので予定通り林道をひたすらラッセル。標高は少ししか上っていないのに夏道の登山口まで1.5時間も
かかってしまった。

     

                           登山口の案内板

やっとここから本格的な登りとなる。すぐに夏道から別れ北側の尾根に取り付く。この尾根は冬山のルートらしく所々に
古い赤布が下がっている。
尾根自体は急ではないが久々のラッセルが堪える。稜線に出る頃には時々青空が覗くようになったが上部は相変らず
カスの中で、振り返る下には「平標山の家」が見える。

     

                       下には「平標山の家」

稜線はいつも通りの強風で山頂直下まで来たが、この上は視界がないのでここまでとする。
滑降準備を整えてテルモスの紅茶しょうがで一服。
さて滑降開始。まずは笹穴沢源頭部を滑り右の尾根に戻る。徐々に視界も良くなり安心。尾根を少し滑り右のオープンバーン
を滑降。このところの降雪でパウダー三昧。

     

                          稜線も視界が良くなってきた


     

                         気持ちの良いパウダー斜面


     

                  この下は沢が狭くなるので一旦左の尾根方面へ


     

                           樹林帯も快適パウダー

沢が狭くなるあたりから左の尾根方面にルートを取ったが薮が濃く、結局、沢を滑降。ここは北側からの雪崩が要注意なの
で急いで通過。2箇所ほど水流が出てたが十分避けて滑降出来る。

     

                   再び沢に下りるが北側からの雪崩には要注意


    

                             沢の下部


    

                       後は登りのトレースを使って下る

登りのトレースに合流したら右めにルートを取ればやがて林道に出る。上部の風が嘘のように暖かく気持ちが良いので
大休止。後は林道を下るのみ。トレースがないと1時間以上かかるが、今日は朝のラッセルのお陰で30分で車に戻る
事が出来た。

先週は高速道路状態で楽勝であったが、今日は山スキーらしい1日を楽しめた。