平標山(火打峠〜平標山〜西ゼン上部往復〜平標山〜ヤカイ沢〜火打峠)
2月7日
コースタイム:火打峠7:30〜平標山10:35・10:55〜西ゼン滑降終了1730m?11:05・11:25〜平標山12:25?・12:40〜ヤカイ沢
         〜ヤマイ沢下部12:55・13:05〜火打峠13:20

今週は天気が良さそうなので何時もの平標山へ。特にヤカイ沢は日当たりが良くパウダー期間が短いので今のうちに。
自宅を3:30に出て火打峠に7時前に到着。次々に車が到着し今日は盛況だ。
早速、準備をして出発。
先行者がおり、ありがたくトレースを使わせてもらう。右の尾根に取り付き何時もの岳樺まで登ったら大休止。見ると既にヤカイ沢にシュプールが
1本付いており、先行者はだいぶ早く出たようだ。

     

                             何時もの休憩ポイントからの苗場山

ここまでくればもうひと踏ん張り。予報通り天気も良く風も穏やかであったが山頂の手前からは何時もの猛烈な風で甘くない。
展望は360度で今日も北アルプスまで見渡せる。ここからは越後三山方面が真っ白く迫力がある。

    

                                  平標山の山頂が近い


    

                                     平標山到着


    

                        今日は北アルプスが見える、写真は白馬連峰

準備をしたら少し稜線を下り西ゼン方面へ。稜線は雪煙で視界が良くないので、下部が見えたタイミングで滑降開始。
最初はちょっと硬めだが直ぐに雪が柔らかくなり気持ちの良いターンを刻む。風が強いので多少パック気味だがこのオープンバーンでは上々の
パウダー。予定通りノドが近くなった辺りで滑降終了。今の時期は雪が締まりきっていないので、この先の仙ノ倉谷以降下りのラッセルで単独では
かなり時間が掛かってしまうので今日は止めておこう。

    

                  西ゼン上部のノド手前まで滑降。最初は硬かったが徐々にパウダーで気持ちが良い

一服入れたら再びシールで稜線へ。相変わらず稜線は風は強く、本来なら山頂まで登り返さずそのままヤカイ沢に入れるが、あまりの風の強さで
一旦、山頂まで戻りと少しましな場所でシールを外す。

    

                       登り返しの途中から稜線方面。相変わらず風が強い


    

                     登り返しの途中から越後三山、巻機山方面を振り返る


準備をして再び稜線を少し下りヤカイ沢へ。時間が遅くなったのでシュプールだらけかと思ったが、2本のみでラッキー。他のパーティーはもう一つ
北側の斜面を滑ったようだ。
最初は風で叩かれて硬めであるが直ぐにパウダーとなり気持ちが良い。斜度もいい感じで何度来てもいい斜面だ。
午後になったので下部まで来ると多少重くなったがまだまだ楽しい。

    

                                   ヤカイ上部滑降


    

                                  ヤカイ沢上部の斜面


    

                             ヤカイ中間部は気持ちの良いパウダー


    

                                   ヤカイ沢中間部

広い斜面で大休止。すると登りに一緒だったボーダーが北側の斜面を滑降して来た。稜線で風よけの雪洞を掘ってのんびりしていたらしい。

    

                       下部で記念写真。後は樹林帯、林道、車道を火打峠へ

後は、火打峠までひと滑りで到着。

天気もよく満足の行く山行だった。
山頂までの時間もいつもより早く嬉しくなったが、今日は全て先行者のトレースを使わせてもらったので当然か。それを差し引いても体力はぎっく
り腰前まで戻ったよ良かった。