平標山(元橋〜ヤカイ沢〜山頂往復)
1月30日
コースタイム:元橋7:25〜山頂10:25・10:50〜元橋11:25
自宅を3:45出発。元橋に7時に到着し、駐車スペースを確保し7:25出発。別荘地内の林道を過ぎると既に数人の先行
トレースがあり拝借させて頂く。ヤカイ沢下部の藪はある程度埋まっており、去年の1月のように難儀する事はない。西から
低気圧が近づいており午後から下り坂であるが、今は快晴で苗場山が姿を現す。先週と打って変わって雪がある程度締まって
おり快調なペースである。途中から先行トレースを外れ早めに尾根に出て、雪庇に注意しながら稜線に出れば15分程で
山頂到着。
今日の山頂からの眺めは一段と素晴らしく、谷川連峰の奥に至仏山と燧ケ岳、更に巻機山や平ヶ岳、越後三山。西側には
苗場山。その南側には北アルプスも眺められ、噴煙を上げる浅間山が見事である。

             

                   谷川岳から茂倉岳に続く稜線奥に至仏山と燧ケ岳


              

                          西側には北アルプスが眺められる  


               

                          かすかに噴煙を上げる浅間山  

山頂はさすがに風が強く長居は出来ない。先行していた山スキーヤーが滑り始めるが強風に飛ばされそうになりながわ下って
行く。風下側で準備を整え待望の滑降である。
山頂から尾根を北側に10mほど移動しエントリーポイントを見極めるが、強風で体が煽られる。左のヤカイ沢に入ると、風が弱く
なり一息つく。いつもは左の沢を滑降するが、既にシュプールが何本かついており、今回は尾根状の斜面を北側に少し越えて
右側の斜面を滑降開始。
風で飛ばされて深雪滑降とは行かないが、表面はパウダーでショートターンを心地良く刻む。更に下ると稜線の風が嘘のように
穏やかである。

             

                            上部は軽いパウダーで快適


             

                             ヤカイ沢上部中間部

標高が下がるにつれて雪質はパウダーからプチモナカとなりターンに難儀し始め、左の沢に移動。多少は良いものの、やはり
時々プチモナカとなり快適とは言えない。斜度も緩み、往路をと合流してから、木に衝突しないように注意しながら滑り。11:25
元橋着。思ったより早く到着、快適な山スキーであった。
この後、テルメ国境で汗を流し帰途につく。