立山(室堂〜雄山直下〜室堂、室堂周辺滑降)
11月18〜20日
コースタイム:11/18 室堂10:25〜一ノ越11:20・11:40〜社務所下12:20・12:35〜室堂12:50
去年は、雪不足で毎年恒例の立山初滑りを中止したが、今年は何とかスキー可能であり室堂へ向う。
18日
4時に自宅を出て扇沢に7:40着。8:30の始発トローリーバスに乗り10時前に室堂到着。
天気はゆっくり下り坂であり急いで準備をして出発。まずは、シール登高で一ノ越を目指す。高曇りであるが、今のところはまだ
視界があり、立山が見えている。

             

                               高曇りの室堂

一時間ほどで一ノ越到着。水晶岳方面はぼんやり見えているが、八ヶ岳も見渡せており天気は何とか持つか?
アイゼンに履き替えてスキーを担いで雄山を目指すが、久々のアイゼン登高に息があがる。しばらく登り振り返ると浄土山が
曇りはじめて小雪も舞い始める。何とか視界のあるうちに滑降をと気持ちは焦るがペースが上がらない。悪天では滑降も楽し
めないので山頂登頂をあきらめ、山頂直下からトラバースぎみに社務所の裏の斜面に出る。以前山頂から滑っているが意外
に斜度があり、落ちないようにアイゼンからスキーに履き替えるのに時間がかかる。

            

                         社務所の裏側から滑降開始

天候が悪化する前にと休憩もそこそこに滑降開始。
久々のスキーで慎重にターンをする。多少固めではあるが引っかかるほどではなくスピードを上げ滑降。中間部の吹き溜まり
ではパウダーとなり快適。

            

                             滑降斜面を覗く

            

                           滑降途中から上部を振り返る

一気に滑り、あっと言うまに一ノ越への登りルートに出ると斜度も緩む。そのまま緩斜面を滑りわずかに歩けば室堂到着。
デポした荷物を回収し10分ほどで今夜の宿の「みくりが池温泉」に到着。温泉とビールで乾杯。

19日
朝からカズと雪で気温も高く、様子を見ながら10時過ぎに出発。途中、小雨となり「雷鳥荘」裏の斜面を1本滑り宿に戻り
温泉、ビール、読書、昼寝でのんびりする。

20日
天気も今一で、結局そのまま帰途に着く。

本格的な滑降は、18日の1本のみであったが、雪質もまずまずで初滑りと温泉を楽しめて満足。
あれ以来のスキーで多少複雑ではあったが、何より山スキーに復帰出来た事が今回の成果であった。