湯ノ丸山(旧鹿沢スキー場〜角間峠〜山頂〜旧鹿沢スキー場)
1月8日
冬型で多くの山の天気は今一であるが、天気図と地図をにらみながら、なんとか条件の良い太平洋側気候に近いエリアを
検討した結果、未だ行った事のない湯ノ丸山に決定し出かけた。
自宅を4:20に出発し、鹿沢温泉に7:45着。準備をして8:15出発。
先行トレースがあり、迷う事無く最初の目標の角間峠に取り付く。思ったほど風もなく嬉しい登山。出だしは雲に隠れていた
山頂も徐々に姿を現し期待が高まる。

             

              徐々に天気は回復し山頂が見えてきた、滑降斜面は左奥で見えない

途中、少しルートミスをしたが1時間弱で角間峠到着。
小休止後、稜線を山頂に向かう。吹き溜まりでアップダウンが多く意外に時間を要した。10:15山頂着。

             

                        天気も回復し、樹氷が綺麗
                 
冬型で風が強いと思っていたが、北峰山頂は風も無く気持ちが良い。
すぐ北側の根子岳や四阿山以北は雲の中でこの山域が晴れの境目のようだ。東側は噴煙を上げる浅間山。南には八ヶ岳
や遠く富士山まで見渡す事が出来る。

             

                            噴煙上げる浅間山


             

                             南峰山頂と富士山

展望をのんびり楽しみ、テルモスの紅茶でくつろぐ。そのうち登山者が5名ほど到着。いずれも意外な好天に満足の笑顔で
こっちまで嬉しい。
そろそろ準備をして滑降とする。まずは、最も斜度のありそうな東斜面を下る。
最初は、浅いパウダーであったが、徐々に膝ぐらいのパウダーで感激滑降。太平洋側のエリアだけあって、軽いパウダー
で素晴らしい雪質である。

             

                             上部パウダー斜面


             

                         徐々にパウダーは深くなっていく

快感エリアもあっという間に終わり、藪が濃くなって来たのでスピードダンする。右から旧スキー場の迂回ルートが合流し、
左にルートを取り旧スキー場に出る。オープンバーンと思いきや、雪が少ないのか?藪が増えたか?藪が邪魔で快適とは
言いがたい。更に下れば駐車場でフィナーレ。
長くはないが快適で満足のいく一本であった。

下山後は、すぐ近くの鹿沢温泉「紅葉館」へ。ここは「雪山賛歌」発祥の地らしく感慨深い。板張りで趣のある温泉で、冷えた
体を温めて帰途につく。

            


コースタイム:旧鹿沢スキー場8:20〜角間峠9:10・9:20〜山頂10:15・1045〜旧鹿沢スキー場11:20