酸ヶ湯温泉
泉質:黄酸性泉
ランク:○

八甲田山中にあり通年営業。混浴のヒバ千人風呂は、あまりにも有名。広々していて山行や旅の疲れを癒すには最適。この他、男女別の風呂があり体を洗ったりシャンプーはこっちが便利。
宿からは直接、登山道に繋がっており仙人岱方面や毛無岱どちらを経由しても大岳までは3時間あまり。
冬季も山スキーや湯治客でにぎわっている。
猿倉温泉
泉質:硫黄泉
ランク:○

南八甲田の登山口にあり、乳白色の温泉で内湯以外に広い露天風呂は気持ちが良く、秋はブナやカエデの紅葉が格別。また、この温泉は麓の焼山地区の十和田湖温泉郷の源泉になっている。
谷地温泉
泉質:単純硫化水素泉
ランク:○

高田大岳の登山口にあり、隠れ宿の雰囲気をもったいい宿。通年営業で冬の格別。
ぬるめの湯と熱めの湯の2つの湯舟があり、本来はぬるめに数十分入ってから熱めの湯に入るのが良いらしい。
温泉
泉質:単純泉
ランク:◎

八甲田山域ではめずらしい無色透明の温泉。ヒバ作りの湯舟の板の隙間からお湯がこんこんと湧き出ていてまんともいえず気持ちがいい。温泉の裏にはブナの原生林に囲まれて沼が点在しており、コバルトブルーの蔦沼めぐりをして一汗かいてからの入浴も良いだろう。宿の前の売店は風情があり、湯上りにここのベンチで原生林を眺めながらビールを飲むのもいい。
夏油温泉
泉質:硫黄泉
ランク:○

焼石連峰の麓にあり下山時はぜひ立ち寄りたい。温泉は川原沿いに多数の温泉があり野趣満点。北上から山道を50分程度かかるが、その価値はある。
須川温泉
泉質:強酸性緑ばん泉
ランク:○

栗駒山の北側の1250mの高地に立ち鳥海山の眺めがよく、栗駒登山や観光のベースとなる。千人風呂や露天風呂があり、秘湯の雰囲気を漂わせる。しかし、温泉プールは場違いの感。
飯豊温泉
泉質:鉄分の茶色の温泉
ランク:○

ここでは、飯豊山荘を紹介します。石転び雪渓や門内岳方面の基点となる。ブナの原生林に囲まれたロケーションは実に良い。川原を望む位置にあり風呂は渓流の音を聞きながら入れて気持ちがいい。茶色のお湯は登山の疲れを癒してくれる事だろう。値段もリーズナブルであり是非1泊してゆっくりしたい。
朝日鉱泉
泉質:硫化物泉
ランク:○

まさに山奥にある朝日鉱泉ナチュラリストの家の風呂は決して大きくないが、建物の作りは味があり1泊してゆっくりしたい。鳥原山や大朝日方面の基点になっており、宿からは正面に見える大朝日が迫力ある。登山者や渓流釣り客が多いようだが、観光だけでも良い。山菜料理をつまみに飲む酒は格別。
峨ヶ温泉
泉質:単純泉?
ランク:日帰り△

蔵王連峰の宮城県側の山間にある1件宿で蔵王エコウーラインから5分ほど下ったところにありボンネットバスで送り迎えしている。秘湯ムードは満点であるが、内湯、露天とも大きな風呂はあるが、最近は日帰り入浴者は専用の
小さな風呂になってしまったのは残念。
駒の湯温泉
泉質:石膏硫化水素泉
ランク:○

栗駒山の宮城県がわにあり、最も上部はいこいの村で10分ほど下ったところに2件の温泉宿がある。
いこいの村の風呂からは、下界の眺めが良い。ここは冬季でも営業しており山スキーの拠点になる。夏は更に上のイワカガミ平まで入れる。
くろがね温泉(くろがね小屋)
泉質:単純酸性泉
ランク:◎

安達太良山の山中にあり麓の奥岳から歩いて約3時間。当然、ここに行くには登山装備が必要。湯量豊富で下の岳温泉の源泉になっている。こじんまりした木造の湯舟で温泉は乳白色、是非大きな窓を開けて露天風呂気分で入りたい。ここは冬でもやっており管理人の橋本さんと佐藤さんが交代で守っている。週末は混雑するので、出来れば平日にのんびり泊まりたい。また、くろがね小屋はあくまでも山小屋なのでマナーは守りましょう。
高湯温泉
泉質:硫黄泉
ランク:○

吾妻連峰の福島側、標高750mに位置し多数の宿が点在している。吾妻屋、安達屋、玉子湯など、多くは内湯と露天の両方ある。私は、冬にここを基点に吾妻連峰の五色沼、浄土平、高山方面に毎年通ってをり、山から降りて冷えた体を乳白色のお湯で暖めた時のほっとした気分はなんとも言えない。また、このお湯は上がってからも保温効果が高く、いつまでもポカポカしている。
土湯温泉
泉質:単純泉
ランク:○

吾妻連峰の麓に位置し、多くの宿がありこの付近では大きな温泉街。
冬に山スキーの帰りによく利用させてもらっているが、150円で入れる公衆浴場が便利で庶民的で良い。
ここのチケットは向かいのお土産屋さんで買って入る。
野地温泉
泉質:単純硫黄泉
ランク:○

安達太良連峰、鬼面山の下の標高1200mの高地にある。以前は福島から猪苗代方面に向かう観光ルート上に
あったが、土湯トンネルの開通で交通量も減り、いっそう秘湯ムードを漂わせている。露天風呂もあり野趣満点で
ある。目と鼻の先には新野地温泉と鷲倉温泉があり、いずれも趣きがある。
幕川温泉
泉質:単純硫黄泉
ランク:○

土湯峠から車で更に山中に入ったところにあり、2軒の宿がある。吾妻連峰の福島県側の温泉でも最も奥まったところにあり、まさに秘湯の感がある。この山奥で入る露天風呂は格別である。特に、新緑と紅葉の時期はお勧めで
ある。