秋田駒ケ岳(8合目~阿弥陀池~男女岳~阿弥陀池~横岳~ムーミン谷~男岳~8合目)
7月8日
コースターム:8合目5:45~阿弥陀池6:35・6:50~男女岳7:05・7:10~阿弥陀池~横岳7:40?~ムーミン谷~男岳9:25・9:9:40
~8合目10:45
1週間前ぐらいがムーミン谷の花のピークだったようだが、好天が土日だったので混雑を避けて天気を見ていたら遅くなってしまった。
何時もは国見温泉からだが、相変わらず半月板周辺の痛みを考慮して、今回は少しでも楽な秋田側8合目から。
日中はマイカー規制だが、夜は通れるので18時過ぎに8合目へ上がり避難小屋へ。
1階にテーブルがあり、ここで晩酌をして寝るのは2階。トータル8名で余裕。
7/8
ゆっくり準備をして新道ルートで出発。今日は気温が上がる予報なので早い時間で正解。
登山口
すぐにハクサンチドリやミヤマハンショウズルが咲いている。
ニッコウキスゲが現れてくると阿弥陀池が近い。男岳にかけてニッコウキスゲが多く湖畔にはキタヨツバシオガマの群落も見られる。
これらが良い感じだとチングルマは遅いか?
ハクサンチドリ
ニッコウキスゲと男岳
ニッコウキスゲ
ニッコウキスゲとキタヨツバシオガマ
トイレを済ませて男女岳へ。ここはミヤマダイコンソウやエゾツツジが多い。
エゾツツジ
山頂から男岳と鳥海山が素晴らしい。隣の岩手山や八幡平はざんえんながら雲が多い。
男女岳到着
鳥海山と男岳
八幡平方面
それにしても、気温のせいか今日は虫が多い。大きめなので虫除けも効かないようだ。
阿弥陀池の手前を雪渓へ。ここは期待通りヒナザクラの群落が見られる。
ヒナザクラ
阿弥陀池と男岳
15分程の登りで横岳へ。徐々に気温が上がって来たので山頂はスルーして大焼砂へ。ここは風の強い所だが期待に反して無風で暑い。
周辺はコマクサが良い感じに咲いている。
ムーミン谷
コマクサ
コマクサ2
ウラジロヨウラク
分岐からムーミン谷へ。最初はチングルマの綿毛が多かっただ少し下るとウサギギクの群落やイワカガミ。そしてありましたチングルマの
大群落が残っていました。
ウサギギクとエゾツツジ
チングルマとムーミン谷
チングルマとムーミン谷2
チングルマとムーミン谷3
駒池
その後は、ミヤマキンポウゲ、ミヤマキンバイ、ミヤマダイコンソウ、エゾツツジ等が多い。稜線への登りは風もなく暑い。
ミヤマダイコンソウ
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンバイ
何とかニッコウキスゲ咲く稜線到着。やっと風が通り涼しい。ここから男岳までも花が多く山頂直下はオノエランも多い。
稜線とニッコウキスゲ
ミヤマダイコンソウとニッコウキスゲ
オノエラン
山頂から鳥海山の山頂は見えているが他はガスが多くなってきた。
男岳到着
男女岳と阿弥陀池
ラーメンの予定だったが、暑さと虫で却下して行動食のみ。
阿弥陀池まで戻り8合目へ。よく見るとミヤマウスユキソウがちらほら咲いている。
ミヤマウスユキソウ
乳頭山と三ツ石山
後は下るのみだが、やはり膝が痛み出す。この程度の標高差でもダメで残念。
登りの登山者を待ちながらなので時間がかかったが、膝には良かったかも?
やっと8合目到着。最後は暑かった。
ニッコウキスゲやキタヨツバシオガマが多く咲いていたのでムーミン谷のチングルマはダメかと思ったが十分楽しめた。
エゾシャクナゲやそれ以外の花々も多く大満足だった。問題は膝だ。
後は、バスの時間に合わせて後ろを下って行く。