コースタイム:土合6:15〜白毛門8:15.8:30〜笠ヶ岳9:15〜朝日岳10:15・11:25〜笠ヶ岳12:10・12:30〜
白毛門13:05〜土合15:10
谷川周辺は山スキーでかなり通っているが、湯檜曽川の反対側は今まで行った事がなく、山スキーの下見も兼ねて今回
初めて向かった。
自宅を3:15に出て6時に駐車場着。準備をして出発。
最初はブナ林の急登をひたすら登る。松ノ木沢ノ頭からは展望が広けるはずであるが、ガスで展望がない。
じきに白毛門到着。残念ながら、楽しみにしていた谷川岳東壁のマチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢などの岩壁群を見る事は出来
ない。天候の回復を祈って笠ヶ岳に向かう。ルートは笹原の道を一旦下り登り返す。途中、山頂方面に青空が覗いていたが、
山頂に着く頃には再びガスの中。休憩もそこそこに朝日岳へ出発。ルートは小さなアップダウンを繰り返して最後のひと登り
で朝日岳到着。
相変わらず天気は今一であり、ラーメンとコーヒーの昼食で時間を潰し回復を待つ。
11時を過ぎるとやっとガスが取れはじめ、朝日平の湿原やジャンクションピークが望め、振り返ると越えてきた稜線が見渡
せる。
笠ヶ岳に続く稜線
途中の展望を楽しみに再び笠ヶ岳に向かう。天気は更に良くなり、国境稜線や巻機山、武尊山などが見渡せる。
稜線から朝日岳と左奥の巻機山を振り返る
国境稜線の七ツ小屋山と、その奥に越後のマッターホルンの大源太山
笠ヶ岳と雲の取れない一ノ倉岳
笠ヶ岳に到着すると、さっきまで雲の中だった武能岳が望まれ、今年滑った武能沢が正面に見える。すっかり天気は回復して
きて至仏山等も望まれるようになって来たが、谷川岳から一ノ倉岳までの稜線は相変わらず雲の中で一ノ倉沢も下部しか
見る事が出来ない。
武能岳をバックに記念写真
展望を十分楽しみ下山の途に着く。
白毛門をへて、どうとういう事のない場所で、岩につまずいて腕を擦りむいてしまった。油断は禁物である。
擦過傷なので大した事はないが、持参したバンドが小さく、キズを覆い隠せなかったが、通りかかった3人パ−ティーから
キズバンを頂き感謝感謝。
更に下り尾根ルートを離れてブナ林になれば駐車場はもうすぐだ。
ブナ林の登山道
残念ながら谷川岳東壁の岩壁群は下部しか見る事が出来なかったが、それ以外は満足に行く山旅であった。
また、次回以降は救急用品を多めに持参しなければ。
この後は、いつもの温泉民宿で温泉とビールだ。