浅草岳は、山スキーで2度ほど訪れているが無雪期ははじめてで、紅葉が綺麗に違いないと出掛けた。
ネズモチ平の駐車場に8時に到着。広い駐車場と水洗トイレもありゆっくり準備が出来る。
8:30頃に出発。林道を5分ほど歩き登山道に取り付く。登山道はぬかるんで歩き難いが、樹林の紅葉で素晴らしい。
最初は緩やかであるが徐々に急登となり、そこを登りきり樹林が切れると山頂が見えてくる。登山道は緩やかになり、
桜ゾネコースを合わせて湿原の木道を歩きひと登りすれば山頂。思ったより早く10:15頃?到着。
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浅草岳山頂から前岳を振り返る
浅草岳山頂
天気は高曇りで、弱い冬型の影響のようだか天気は回復方向の筈なので、ちょっと早いがラーメン+コーヒーの昼食で
回復を待つ。
時間もあるので、結局、2時間半弱天気待ちをする事になってしまった。スッキリ晴れとは行かないが時々日が差すように
なり、山頂に雲があった周りの山々も見えるようになり、会津朝日、会津駒、燧ケ岳、平ガ岳、男体山や近くの越後三山、
そして振り返ると守門岳が近い。眼下には田子倉ダムが光っている。
山頂付近の紅葉と田子倉ダム
只見方面の紅葉も素晴らしい
12:40下山。まずは前岳付近まで木道を緩やかに下る。振り返ると山頂が緑、赤、黄のコントラストで美しい。
山頂を振り返る
前岳を過ぎると更に素晴らしい紅葉が待っていた。嘉平与ボッチや北岳方面が特に素晴らしく、何度も振り返り景色を
眺めたり写真を撮ったりで、なかなか進まないが嬉しくなってしまう。
嘉平与ボッチの紅葉
前岳と嘉平与ボッチの紅葉
北岳方面の稜線
嘉平与ボッチを過ぎると登山道は樹林帯となり、今度はブナ林の紅葉のトンネルで、何とも気持ちの良い下山である。
紅葉の登山道
もうすぐ桜ゾネ
桜ゾネに到着すれば、あとは林道を25分ほど歩き14:40?駐車場到着。
残念ながらスカッと快晴とは行かなかったが、予想通り全山紅葉の素晴らしい山旅であった。
この後は温泉とビールが待っている。