五竜岳(五竜遠見スキー場〜遠見尾根〜五竜岳〜遠見尾根〜五竜遠見スキー場)
8月20日
コースタイム:地蔵ノ頭8:05〜西遠見山9:55・10:05〜五竜山荘11:15・11:25〜五竜岳12:15・12:45〜五竜山荘13:25〜地蔵ノ頭15:50

五竜岳は3年前にも来ているが、その時は山スキーで山頂を踏んでなく、山頂となると28年前?の10月の立山大量遭難の日に鹿島槍ヶ岳に
縦走して以来となる。その時は吹雪で厳しい山行だった。
自宅を2:25に出発し白馬五竜スキー場に6:40到着。ほぼ始発のテレキャビンに乗り地蔵ノ頭から出発。
朝のうちは天気もまずまずであったが、予報通りすぐに稜線はガスの中。時々ガスが薄くなるもののスッキリとは行かない。

  

                     朝のうちは白馬三山も見えている


  

                           目指す五竜岳


  

                     北部は天気がよく雨飾山もクッキリ
  
それにしても暑い。この夏一番の汗をかきながらの登り。西遠見山で休憩後は特に暑くバテバテ。それにしてもこのルートはアップダウンが
多く標高が上がらない。

  

            すぐに稜線はガスの中、鹿島槍ヶ岳の北壁(中遠見付近から)


  

                        西遠見から五竜岳方面

白岳手前からガスの中の登りで五竜山荘到着。小屋の入口に「本日布団1枚に2〜3名」の貼り紙が有り今日も混雑のよう。

  

                       ガスの中やっと五竜山荘到着

一休みしたら山頂へ。この頃から弱い雨が時々パラパラ降っていたがついに途中で雨具を着ることに。山頂に着く頃には止んだもののガスで
展望はない。しばらく天気待ち。時々薄日は差すもののいっこうに視界は良くならず諦めて下山。

  


天気は不安定で大した事はないが時々パラパラ来るので雨具を脱げない。
白岳を越えてしばらく下ったところでやっと雨具を脱ぐが今度は日が差して暑い。
大遠見を越えてぬかるんだ登山道を過ぎてどうも滑るな、と思っていたら階段状の木の上で滑って転倒。転倒自体は大した事はなかったが
腕を突いたところが木を抑える金属の三角バーの角でありその形で皮膚がめくれて出血。とりあえずバンドエイドで応急するものの、どう考え
てもそれでは無理で縫わないとダメそう。山なのに人工物で怪我をするとは何と運が悪いのか。
この後の温泉とビールが楽しみだっただけに気分はブルー。土曜日だし、白馬村で病院はやっているのかも不安。
一気に下りレストハウスで確認すると近くに診療所があるらしく、何とか受付終了時間の1分遅れで到着。
結局、何針か縫ってもらう事に。
今日はシャワーのみにしておきなさいという事であったが、せっかくの温泉なので濡れないように工夫してザブンと入りビール。
ビールも傷に良くなさそうだが、聞くとダメと言われそうなので聞かなかったが旨い。

温泉三昧とは行かなかったが、一時は今日のメインイベントは無しかと思った事を考えると良しとしよう。