コースタイム:扇沢5:40〜針ノ木峠8:30・8:40〜針ノ木岳9:30・9:45〜針ノ木峠10:20・10:30〜大沢小屋11:50・12:30〜扇沢13:15
どの山域も午後から雨や雷雨の可能性ありの予報で迷ったが、結局、針ノ木岳へ。
とにかく早い方が良いので自宅を1:25に出て扇沢に5:05到着。この時間でも無料駐車場はいっぱいで、何とかラスト1〜2台で滑り込み
セーフ。
先々週は病み上がりでだいぶペースが遅かったので今回はどこまで回復したか?
出発時は17℃でまずまず涼し。大沢小屋を過ぎて針ノ木雪渓に出ると何時もなら気持が良いのだが今日は時間が早いので寒い。しかも
時間が早く雪面が硬い。アイゼンは持ってきていないので大丈夫かな?と思ったが登ってみるといつも通りでどうという事はなかった。
この時期にしては残雪の多い針ノ木雪渓
雪渓を過ぎるとミヤマキンポウゲの花畑が素晴らしい。後はひたすら針ノ木峠までの急斜面を頑張る。
雪渓を登りきるとミヤマキンポウゲの花畑
少しガスが上がって来たが針ノ木峠からは北アルプス北部、南部の展望が良い。
赤牛岳から水晶岳への稜線
槍穂高の展望も良い
一息ついたら針ノ木岳へ。このところ山スキーでも夏山でも反対側の蓮華岳ばかりで針ノ木岳は久々。すぐにチングルマ、イワカガミ等の
高山植物が多い。風が無く暑いが、花の写真を取りながらでいい休憩になる。
少し登ると針ノ木岳が近くなってきた
北側には岩小屋沢岳の奥に白馬岳と鹿島槍ヶ岳
チングルマとスバリ岳
チングルマとイワカガミの花畑1
チングルマとイワカガミの花畑2
こっちはシナノキンバイ
イワキキョウ?
山頂に着く頃には予報通りガス多くなり残念ながら剱岳は見えない。それでも立山から五色ヶ原、薬師岳への稜線が見える。
本来なら、ここでラーメン&コーヒーそして昼寝なのだが、この後の天気が心配なので行動食を軽く食べて下山。
針ノ木岳到着
立山から五色ヶ原
薬師岳
高瀬ダムと大天井岳、燕岳、槍穂高は雲に隠れてしまった
針ノ木峠に着く頃にはガスの中となる。
後はひたすら下山。雪渓もだいぶ緩んでおり快適に下る。大沢小屋まで来れば扇沢は近いので、ここでラーメン昼食。
食べ終わると同時に雨が降り出した。あれれ、ラーメンなんか食ってないでとっとと下れば良かったかな。
小屋でしばし雨宿りさせてもらう。幸いに10分程で雨は止み雨具を着なくてすんだ。
扇沢に着く頃には再び日差しも出て暑い。やはり不安定な天気だ。
早速、アイシング。この時期は冷たくて気持ちが良い。
落ちた体力もだいぶ戻ってきたようだ。膝痛も出なく一安心。今日は下りでサポーターをしたが、可動域が制限されるので歩き難い。次回は
なしで試してみよう。
今日はヤメテンの予報通り午前中はいい天気で、まずまずの展望と針ノ木岳周辺の花畑も良かった。
後は野暮用を済ませて何時もの温泉民宿で温泉そしてビールで喉を鳴らす。