鉢盛山は標高2447ｍで中部山岳や八ヶ岳の展望台で、しかも普段見慣れた角度と変わるので一度行ってみたかったが入山方法が面倒
で行く機会がなかった。しかし改めて朝日村のＨＰをよく見るとそうでもなく今回行く事に。
自宅を3時に出てまずは朝日村役場へ。ここで林道ゲートの鍵を受け取り（もちろん事前申し込み必要）林道へ。
このゲートを開けて林道へ
鍵でゲートを開けた後は再び施錠し、ダートの林道を延々約40分走行しやっと駐車場到着。
駐車スペースが少ないので14台のみの許可のようなので早い者勝ち。
到着時は1台のみだったが徐々に後続が到着。
この時間は車は少なかったが下山時にはほぼ満車
熊の目撃情報もあり鈴を鳴らしながら登山開始。
ここから登山開始、すぐにアクシデントが
しかしここでいきなりのアクシデント。1分程登ると登山道左側に穴ボコがあり何かな？と思うと中に蜂がいっぱい飛んでいてヤバイ蜂の巣だ。
慌てて右側を通過しようとした瞬間に右足を刺されてしまい痛。少し登り安全地帯でポイズンリムーバーで吸引しムヒを塗る。毒がどの程度
取れたか分からないがやらないより良いだろう。
2年前にも蜂に刺されておりアナフェラキシーショックが心配なので様子を見ながら再び登り始める。刺された場所の痛み以外は体調に変化は
なく大丈夫のようだ。
登山道は村界尾根から緩やかになる。山頂まで115分ポイントから10分程で山頂まで60分と一気に変わってあれ？どっちがホント？
やがて鉢盛山荘を通過。短い方が正解だったようであっけなく鉢盛山到着。コースタイムの3時間はだいぶ緩いようで通常なら2時間ぐらいか？
鉢盛山到着、展望はこの先のほうが良い
山頂自体は樹林に覆われて視界がないがすぐ先に展望のいい場所がある。以前の写真では良い感じのピークなのだが今はマイクロ波の
反射板があり興ざめ。
山頂西側こっちの展望が良いのだが反射板が邪魔
山頂手前から雲の上に出たので天気は良いのだが周りのガスが多く山は見えない。とりあえずラーメンで天気待ち。
やがて時々ガスが取れて穂高や乗鞍が見えてきた。大展望を期待してひたすら天気待ち。
雲の合間から時々穂高が見える
乗鞍岳も見えてきたが今日はここまでのようだ
時間があるので、1時間半近く天気待ちをしたがこれ以上の回復はなく諦めて下山。
途中、蜂の巣の状況を聞くと認識している人もいたが、ほとんど気が付かになかったようで「知らぬが仏」だったようだ。
蜂の巣の手前で鈴を仕舞い、更に雨具で防御しながらゆっくり通過。少し覗くと蜂はほとんど居なくお出かけのよう。
朝はスタンバイ状態で刺激してしまったという事か？
やっと駐車場到着。緊張と雨具の暑さで汗グッショリ。まずは無事下山出来て良かった。
後は、再び延々ダートの林道を走る。
村役場で鍵を返して協力金を納める。いくらでも良いが500円目安らしい。14台しか入れないので林道の補修費には全然足りないだろから
奮発して多めに納める（大した金額ではないが）。