早池峰山(河原の坊~小田越~早池峰山~小田越~河原の坊)
6月25日
コースタイム:河原の坊7:20~小田越7:45?・8:00~早池峰山10:00・10:50~小田越12:10~河原の坊12:30
磐梯山に続き三十数年ぶりに早池峰山へ。
宮城県在住時に何度か行っているが久々。
自宅を11:55に出て河原の坊の駐車場に6:55到着。途中、大雨で高速が閉鎖になるか心配だったが何とか到着。
以前は河原の坊から山頂、小田越のルートだったが、今は河原の坊コースの登山道が崩壊し通行止めのため小田越までの車道歩き
でスタート。トイレマナーが厳しいので携帯トイレを購入して出発。以前は鳥居があったが無くなったようだ。
小田越、かつては鳥居があったのだが
少し歩いて樹林帯を過ぎると蛇紋岩の岩稜帯となり、いきなり花々が。
樹林帯はすぐに終わり花の岩稜帯
この辺はミヤマオダマキ、ミヤマシオガマが多く、この二つは稜線直下までずっと咲いていた。登るにつれキナバノコマノツメ、チングルマ
ミヤマアズマギク等どんどん種類が増えてくる。
ミヤマオダマキ1
ミヤマシオガマ1
ミヤマアズマギク1
ミヤマオダマキ2
時々青空が覗くのだが
チングルマとミヤマシオガマの花畑
そしてありましたハヤチネウスユキソウ、ナンブトラノウ、ナンブイヌナズナ、ミヤマヤマブキショウマ等の固有種も。
更にミヤマキンバイ、イワウメ等も群落を作っている。
ミヤマヤマブキショウマ
キバナノコマノツメ
ハヤチネウスユキソウ1
キバナノコマノツメ、ハヤチネウスユキソウ、ミヤマヤマブキショウマ等
ハヤチネウスユキソウ2
ミヤマアズマギク
イワウメ
ミヤマキンバイ
ナンブイヌナズナ
ハシゴ場
登山道脇は花が途切れる事がないので写真撮りながらでなかなか進まない。
時々、青空も覗くが基本ガスガスで視界はイマイチだがこの花があれば十分。
ハシゴ場を過ぎて少し登れば稜線で、やがて御田植場で今までとはまったく違う植生となり、他の山にも多いイワカガミ、ミツバオーレン
ショウジョウバカマ、カラマツソウ等が現れる。この辺は湿原っぽいので蛇紋岩の影響が少ないためか?
御田植場
イワカガミ
ハクサンチドリ
ミツバオーレン
カラマツソウ
もうすぐ山頂
山頂は目の前で難なく到着。
駐車場に着いたときは運転疲れ状態だったが、花を見ながらの登りですっかり回復。山頂の裏側はミヤマキンバイ、キバナノコマノツメ
イワカガミ、チシマアマナ等が咲いており、山頂にこれだけの花畑は珍しく普通の山ならこれだけでも満足。
早池峰山到着
山頂花畑
チシマアマナ
肝心の天気は、時々青空が出たりガスったりの微妙な天気。回復期待で45分程待ったが回復せず。
午後から雷雨の可能性があったので行動食のみにしたが、それならラーメンで良かったと思いながら諦めて下山。
稜線から少し降ると徐々に下部の視界が回復し明るくなってきた。またまた同じような写真を撮りながら下る。
天気は徐々に回復傾向
花畑3
イワイメ群落
ミヤマシオガマ2
イワベンケイ
キバナノコマノツメ、ハヤチネウスユキソウ、ミヤマアズマギク、ミヤマシオガマ、ミヤマキンバイの共演
ナンブトラノウ
薬師岳と小田越
花畑4
稜線方面のガスも徐々に取れてきた
ミヤマオダマキともお別れ
ツマトリソウ
小田越を過ぎると山頂はいい天気に
車道沿いにずっと咲いていたムラサキゴケ
樹林帯に入るとすぐに小田越到着。いつの間にか山頂のガスが取れていい天気に、よくあるパターン。
後は20分程車道を歩いて河原の坊到着。
河原の坊到着
山頂からの展望は見られなかったが、途切れることのない登山道の花が見れて大満足。
せっかく花がいっぱいなのに名前が分からないものが多いのが残念。
山スキーとは別にT先生の花セミナーでも受講したいところだ。
この後は、格安温泉宿で温泉&ビールで喉を鳴らす。
次の日は別な山の予定だったが予報がイマイチで帰途につく。