10月18日
頚城山塊は以前から気になっていた山であるが機会がなく、今回、山スキーの下見もかねて最高峰の火打山を目指した。
自宅を4:30出発。上信越道の軽井沢より先は初めて通るが、トンネルが多いのと片側1車線が多く、思い通りに飛ばせなくていささかウンザリする頃妙高高原ICで下り、登山口の笹ヶ峰に8:35着。この辺は今が紅葉の盛りで実に見事である。
9:00出発。
道は紅葉のトンネルの中に付けられた木道の緩やかな登りで、足元の落ち葉が心地良い。45分ほどで黒沢に到着。ここで水を補給し、更に行くと十二曲りの急登となる。一汗かいたころに振り向くと北アルプスが一望、特に白馬連峰は新雪が銀色に輝いている。
斜度が緩くなり、樹林の背が低くなると富士見平で、黒沢池への道を右に見送り、尚も行くと火打山と高谷池が一望出来る場所に出る。
ここから高谷池ヒュッテまでは15分ほど緩やかに下って到着。高谷池越しの火打山は見事である。
高谷池と火打山
ヒュッテ前のベンチで、ラーメンの昼食とコーヒーでくつろぐ。小屋に荷物を預けて12:10火打山に出発。高谷池を過ぎ一旦登り少し下ると天狗の庭で、ここからの火打山は更に綺麗である。
天狗の庭から火打山
天狗の庭に付けられた木道を過ぎると頂上に続く尾根上の道となる。13:15頂上着。雲が多く、近くの妙高山や焼山は何とか見えるものの、期待していた北アルプスは雲に隠れて見る事が出来ない。それでも45分ほど待ってみるが、頂上はガスに包まれ回復は見込めず下山開始。50分ほどでヒュッテ到着。
まずはビールで乾杯、今日の泊まりは30人程でゆったり出来る。
高谷池と高谷池ヒュッテ
10月19日
朝から曇りで火打山が見え隠れしている。天気が良ければ妙高山経由の予定であったが、予報も下り坂で7:00笹ヶ峰へ下山開始。
土曜日とあって多くの登山者が登ってくる。十二曲りを過ぎる頃には青空が見えて来て、黒沢に付く頃のは日も差してきた。
黒沢で青空が出てくる
更に木道を緩やかに下り、8:50笹ヶ峰到着。山頂からの大展望は望めなかったが、湿原や紅葉を満喫出来る充実した山行であった。
コースタイム:10/18 笹ヶ峰9:00〜高谷池ヒュッテ11:20 12:10〜火打山13:15 14:00〜高谷池ヒュッテ14:50
10/19 高谷池ヒュテ7:00〜笹ヶ峰