コースタイム：御池８：００〜山頂（俎�ｰ）１０：０５・１０１５〜柴安�ｰ１０：３０・１１：３５〜俎�ｰ１１：５０〜御池１３：３０

尾瀬のもう一つの名峰の至仏山は何度も行っているが、自分でも不思議なぐらい燧ケ岳を訪れる機会がなく今回やっと実現
した。
３：４５自宅を出て、桧枝岐経由で御池駐車場に７：４０着。準備をして８時出発。ぬかるんだ登山道で快適ではないが、湿って
いる割には虫が気にならないのがありがたい。一汗かいた頃に広沢田代に到着。振り返ると広い山頂の会津駒ケ岳が姿を
現す。

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　広沢田代と会津駒ケ岳

再びぬかるんだ樹林を３０分程登ると、今度は熊沢田代に到着。ここでやっと山頂が見える。西には懐かしい平ガ岳も見えて
気持ちの良い湿原でる。ここで景色をみながら休憩。

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　熊沢田代と燧ケ岳

樹林を再び登ると徐々にハイ松帯となり視界も良くなる。ハイ松が終わると同時に山頂（俎�ｰ)に飛び出す。
秋晴れの山頂は３６０度の大パノラマで、特に眼下の尾瀬沼が印象的である。

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　尾瀬沼と日光白根山、男体山など日光連山をバックに記念写真


　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　俎�ｰからの柴安�ｰ

休憩もそこそこに、もう一つのピークで最高峰の柴安�ｰへ向う。一旦下ってわずかに登り返せば１５分程で到着。
ここからの眺めは更に素晴らしい。南には会津駒ケ岳、西には荒沢岳、越後駒ケ岳、平ガ岳、巻機山など新潟の山々。更に
谷川岳や苗場山、武尊山そして先週登った日光白根山など日光連山や那須連峰が見える。しかし、何といってもここからは
尾瀬ヶ原越しの至仏山が見事である。

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　広い山頂の会津駒ケ岳


　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平ガ岳とその奥に中ノ岳と越後駒ケ岳


　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　尾瀬ヶ原と至仏山

ここで昼食休憩。この景色をつまみにラーメンとコーヒーでくつろぐ。爽やかな秋の空気はじつに気持ちが良く、いつまでも
のんびり眺めていたいところであるが、後ろ髪を引かれながら下山の途につく。俎�ｰは先ほどより更に登山者が増え、賑やか
である。往路そのまま下り御池駐車場へ。

今日は、桧枝岐の温泉民宿泊まりでのんびり。時間が早いので宿に荷物を置いて「燧の湯」へ。この時間は空いていて気持ち
が良い。その後はもちろんビールで乾杯。
山菜やイワナ、そば等、最高の贅沢である。