天狗原山、金山(金山登山口~天狗原山~金山~天狗原山~金山登山口)
9月5日
コースタイム:金山登山口7:00~天狗原山9:45・10:00~金山10:45・11:25~天狗原山12:00?~金山登山口14:20
今週は3年ぶりに天狗原山、金山へ。花の山なのでもっと早いほうが良いに決まっているが標高が高くないので暑くて
前回は9月中旬。今回は少し早い時期にしたが予報が少しずつ変わり予想気温が高くなって心配。
自宅を1:55に出て金山登山口に6:35到着。(妙高小谷線は小谷側から金山登山口までが可能)
18℃だが外に出てみると台風の二次的な影響か湿度が高く涼しくない。
ブナ林を登り始めるとすぐに汗が噴き出す。10分程で汗拭きタオルがぐっしょり。
登山口
前回は尾根に出たら風があったので期待。一瞬、涼しかったがすぐに風もなく暑い。
沢状の登山道、針葉樹と登って行くが直射日光が避けられるだけでも助かる。ガレ場を登りきり振り返ると北アルプスが
良い感じ。
朝日岳から鹿島槍ヶ岳
槍穂高から常念岳
白馬三山から唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳
再び樹林帯の灼熱地獄の登りでスタミナを奪われる。やっと斜度が緩みオヤマリンドウやミヤマリンドウが現れて来ると天狗原山が
近い。
樹林帯を越えると風が爽やかで気持ちいい。山頂で行動食休憩。
オヤマリンドウ
天狗原山到着
焼山
金山方面はもう少し
一旦、鞍部まで下り登り返し。ほんのちょっとなのだが、さっきまでの消耗でスピードが上がらない。
ミヤマリンドウ
鞍部付近のクルマユリ
鞍部付近はトリカブトが多い
ハクサン?トリカブト
登りきると待望の神の田圃でイブキトラノウ、ハクサンフウロ、ミヤマリンドウ、ミヤマアキノキリンソウ他の花が咲いている。
ハクサンフウロ
神の田圃の花畑1、イブキトラノウとハクサンフウロ
神の田圃の花畑2
ここから花畑の中をトラバースするルートで本日のメイン。アルバイトはこのためなので写真を撮りながらのんびり。
更にウサギギク、ミヤマキンポウゲ、ミヤマダイモンジソウ、ヒナウメバチソウ他----。
花が少し開いたオヤマリンドウ
ハクサンフウロとミヤマダイモンジソウ
ミヤマキンポウゲ
ハクサンフウロの群落も多い
ミヤマダイモンジソウ
なんだかんだでやっと金山到着。予定より30分遅れだが今日のこの暑さでは十分。
北アルプス方面はだいぶ雲が上がってきたが焼山、火打山はいい展望。
糸魚川市街や日本海、更に能登半島まで見渡せる。
金山到着
北アルプスは雲が上がってきたが、白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳のピークが出ている
焼山、火打山
黒姫山と奥は志賀の山々
早速、ラーメンそして昼寝なのだが、風が涼しく絶好の条件の割にはなかなか眠れない。最近このパターンが多い。
下りも花の写真を撮りながら。
ウサギギク
ミヤマリンドウとヒメウメバチソウ
天狗原山への登り返しはけっこう堪える。
後はひたすら下山。ぬかるみで転んでしまい泥を取るのに思わぬ時間が掛かってしまった。
ガレ場では、登りに気がつかなかったシナノナデシコやコゴメグサが見られた。
シナノナデシコ
トガクシ?コゴメグサ
とにかく気温と湿度が高く今まで記憶にない程の汗で上から下までぐっしょり。
やっと登山口到着。やー暑かった。水もちょうど終わりだった。
予想以上の暑さで、ここ数年の間では間違いなく一番の大汗だった。
それでも期待通りの花で素晴らしい。この時期、夏の花、秋の花をこれだけ見られるのは貴重。。
不足した水分はビールで補充。旨い。