コースタイム:7/25扇沢6:30〜種池9:05・9:25〜爺ヶ岳南峰10:05・10:30〜爺ヶ岳中央峰〜冷池山荘11:40
7/28冷池山荘6:10〜鹿島槍ヶ岳7:25・7:50〜冷池山荘9:00・9:20〜爺ヶ岳南峰10:20・11:05〜種池11:30〜扇沢13:30
7/25
今週の夏休みは南アルプスの予定だったが、直前の予報で悪い方に変わったので少し良さそうな鹿島槍ヶ岳へ。爺ヶ岳までは山スキーも
含め毎年のように来ているがその先の鹿島槍ヶ岳となると16年ぶりで久しぶり。
自宅を2:10に出て扇沢に6:05到着。何故か今回は時間が掛かってしまった。気温は17℃、もう少し低いと良いのだが。
早速出発。やはり暑いが種池の手前まで樹林が直射日光を防いでくれるので助かる。
種池の手前からお花畑で名物のコバイケイ草は終わりが近い。種池で一休みしたら爺ヶ岳へ。
ハクサンフウロ
歩き始めてすぐにチングルマの大群落が凄い。夏に何度も通っているがこんなに多かった記憶がない。以前はそれ程花を気にしていな
かったためか?
種池周辺はチングルマが多い
チングルマの大群落
今年2回目の爺ヶ岳到着。当然、4月の山スキーの時よりだいぶ早い。
ここは何といっても剱、立山と正面の蓮華岳、針ノ木岳の眺めがいい。
爺ヶ岳南峰到着
蓮華岳と針ノ木岳、スバリ岳
種池小屋と剱、立山
行動食の後はうたた寝。涼しくて気持ちいい。
次は中峰へ。一旦、下った鞍部には規模は大きくないがコマクサの群落が見られる。
中峰への鞍部にはコマクサが見られる
中峰は南峰より標高は高いが、眺めは南峰の方がいい。
この先は花が多くなる。
中峰へはほんのひと登り
この辺りから左腰が痛み出す。後は暗部まで下りほんの少し登り返せば山荘。時間もあるし今日のうちに鹿島槍ヶ岳ピストンの予定だった
がガラスの腰のせいで今日はここまでで様子見とする。そうと決まったらまずはビールで乾杯。
タテヤマウツボグサ
立山の夕焼け、明日も天気が良さそう
7/25
腰の調子は思わしくないが、湿布と期限切れのロキソニンを飲んで出発。痛みはあるものの何とかなりそうだ。
テント場を過ぎるとすぐにお花畑となる。写真を撮りながらだとなかなかペースが上がらないので、花の写真は帰りにして天気の良いうちに
山頂を目指す。
テント場の上のチングルマとイワカガミ
久々の鹿島槍ヶ岳到着。途中、毛勝山方面にガスが掛かって来たので視界が心配だったが一時的で、完全にいい天気になった。
鹿島槍ヶ岳到着
ここからの展望は穂高連峰から剱岳までとその間の山々の繋がりが素晴らしい。もちろん、北側の五竜岳、白馬岳、妙高山、火打山等も
いい感じ。自分の中では山の展望ベスト3に入る。八ヶ岳、富士山や南アルプスも見え予定通り南アに行けたか?
パノラマ写真
蓮華岳の奥に槍穂高
針ノ木岳の奥に野口五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳、薬師岳
立山と剱岳
北側は北峰と五竜岳、白馬岳更にシルエットは妙高山、火打山、高妻山等
十分展望を楽しっだら花を撮りながら山荘へ。テント場の上は高山植物が多いのは記憶にあるは頂上直下までずっと花が多い。
タカネツメクサとイワギキョウ
イブキジャコウソウ
イワオオギ
ミヤマアキノキリンソウ
大きな花のホタルブクロ
ミヤマキンポウゲ
遊び過ぎて登りと5分しか違わなかった。
預けていた荷物を回収して爺ヶ岳へ出発。それ程の登り返しではないのだが暑くて堪える。トラバース気味の道になれば稜線万歩で再び
爺ヶ岳到着。典型的な夏山の天気で雲が湧いて風が心地よくここでラーメン休憩。
睡眠十分なので昼寝はせずに下山。昨日も見たのに種池周辺の花畑をしばし観察して扇沢へ向けて下山。
チングルマの群落
2時間ほどで登山口到着。
16年ぶりの鹿島槍ヶ岳の展望はやはり素晴らしかった。前回はガスっていたので展望が得られたのはいつ以来か?
この後は温泉とビールが待っている。