金城山(登山口〜滝入コース〜山頂〜避難小屋〜最高地点〜山頂〜滝入コース〜登山口)
10月25日
      コースタイム:登山口7:30〜5合目8:25〜山頂9:55・10:05〜避難小屋〜最高地点〜山頂10:35・11:35〜登山口13:30

そろそろ山の紅葉も終わりに近づいて来たので紅葉ハンターとしては標高の低い山が狙い目だ。紅葉が綺麗だという評判で以前から行って
みたかった金城山へ。この山の近くには巻機山や越後三山などメジャーな山があり1369mのこの山は後回しになってしまったが登り始めの
標高が約300mで、この時期の紅葉狙いには良さそう。夏と打って変わって、週末の度に天気が良く今週も間違いない。
という事で3週続けて魚沼方面へ。
自宅を3:30に出発し中川新田の少し先の滝入コース登山口に7時丁度に到着。立札や案内板は一切ないのでしっかり地図で確認しておか
ないと分り難い。駐車スペースは10台ほどあり、朝の段階では自分の車も入れて4台。

     

                                       登山口

準備をして出発。すぐに水無コースとの分岐を滝入コースへ。本来は登りを水無、下りを滝入と周回コースが良いのだが水無コースにはススメバチ
が居るというネット情報があり、昨年、蜂に刺されている自分としてはアナフェラキシーショックの恐怖で迷わず滝入コース往復とする。
名前の通り沢沿いのルートで何個も滝があって沢を渡る気持ち良いのがだが、その水分の影響で登山道は滑りやすい。すぐに素晴らしい紅葉
地帯となる。但し谷間で日が差さないので今一映えない。尾根上の道になると日当たりも良く乾いた登山道となるが、今度は急登が続く。
登山道からは展望も良く周りの紅葉も綺麗だ。

     

                          すぐに紅葉のルートとなるが残念ながら日陰


     

                              反対側の斜面は日が差してきた


     

                        稜線から振り返ると雲海の魚沼盆地と奥に守門岳

最後の急登を登ると山頂に到着。山頂は岩場の絶壁でけっこう迫力がある。
正面には今まで見えなかった巻機山が近い。左は越後三山や守門岳、右は朝日、笠ヶ岳、谷川岳、仙ノ倉山などの谷川連峰。更に魚沼盆地の
奥には妙高山と火打山、その奥に白く輝く北アルプスも見える。

     

                                    金城山山頂到着


     

                                      正面の巻機山


     

                        朝日、笠ヶ岳、谷川岳、仙ノ倉山などの谷川連峰


     

                             妙高山と火打山、左奥が北アルプス

一服入れたら最高地点へ。避難小屋の少し先がこの山の最高地点なので岩場に注意しながら向かう。

     

                            避難小屋へ向かう途中から山頂を振り返る

展望は山頂の方が良いが、越後三山は遮るものがなくこっちのほうが良い。水無コースを登って来た登山者に聞くと、おとなしかったもののやは
りスズメバチが居たようで滝入コースで正解だった。

     

                     最高地点付近から八海山、越後駒ケ岳、中ノ岳の越後三山

再び山頂に戻ったら何時ものラーメン&コーヒー。この後は昼寝なのだが次々と登山者到着。狭い山頂なので特等席を引渡し下山。
いつもながら紅葉の下山道は気持ちが良い。写真を撮りながらのんびり下る。滝入コースに入ると滑りやすいので慎重に下るが苔の岩で何度も
滑ってしまう。

     

                                     紅葉と中ノ岳


     

                                     紅葉の登山道1


     

                                    紅葉の登山道2


     

                                 滝入コース上部の紅葉


               
 
                                      滝と紅葉

紅葉の綺麗な場所は朝同様に日が差さず残念。
やがて斜度が緩くなり最後の沢を渡ると登山口到着。

     

                        登山口からすぐの場所から金城山を振り返る

今週も快晴の山旅だった。
金城山は標高の割には険しい山で、山頂付近の岩場、中腹の紅葉と変化に飛んでおりなかなか良い山だった。
今度は日当たりの良い観音山コースも紅葉見物には良さそうだ。