自宅を4:45に出て八王子ICで下り林道終点に7:40着。奥多摩までが大型車が多く思ったより時間がかかってしまった。既に
3台の車が止まっており、あまり駐車スペースがなくハイシーズンの週末はスペース確保が難しそうである。
準備をして7:55出発。三条の湯までは、緩やかな登りで25分ほどで到着。急斜面に建っているが、意外に大きく一度泊って
みたい山小屋である。今日は日帰りなので先を急ぐ。登山道は良く整備されており斜度も緩やかで歩きやすい。30分程過ぎた
あたりから富士山に励まされながらの登りとなり、途中、湧き水でノドを潤しながらベンチのある三条タルミの到着。ここから
多少斜度がきつくなるが、それも20分程で待望の山頂である。
快晴の山頂からは、くっきりと富士山、南アルプス、奥多摩、秩父、丹沢などの山々が望める。特に、南アルプスは甲斐駒から
光岳までの主脈が見渡せて素晴らしい。しかし、反面、期待していた北側の展望はよくなくがっかりである。南西面は開けてい
るものの、北側は樹林に遮られて木々の間から、苗場や谷川連峰、武尊山等の白い山並みが見え隠れしてる。葉を付けてい
る夏は更に展望がきかないだろう。それでも、噴煙を上げる浅間山や白い北アルプスは隙間から確認出来る。
*ガイドブックの山頂からの展望では360度の展望になっているが、CGになっており(カシミール3Dか?)コンピューター上で
標高から導き出したと思われ、実際の展望とはまったく違っており、森林限界を越えていない山では信用しないほうが良さそう
である。
なんといっても富士山が見事
奥が南アルプスで写真は甲斐駒ケ岳から赤石岳まで
これ以上はないという好天で、12月だというのに山頂でも寒さを感じることなく、のんびりラーメンの昼食とテルモスの
ハーブティーででくつろぐ。
十分展望を楽しみ下山開始。往路をのんびり下り、13:15林道着。
「小菅の湯」で汗を流し、上野原IC経由で帰途に着く。