コースタイム:登山口7:40〜山頂10:10・11:40〜雨乞峰〜湯沢ノ頭方面往復12:00〜登山口13:50
御神楽岳は標高こそ1400mに満たないが、紅葉の美しさや東面のスラブは素晴らしいスケールで、以前から気になって
いたが遠い事もありなかなか行けなかったが、今回やっと実現。
自宅を2:40に出発。郡山経由で津川ICを6:45に出て阿賀町の室谷登山口に7:20到着。もう一つ蝉ヶ平コースがあり
こっちは岩稜歩きで面白そうであるが、コースタイムが長く、到着時間が遅かったので次回にとっておこう。
平日で誰も居ないと思ったが4台ほど車が止まっており熊の恐怖を考えると少し安心。標高は300mを越えたあたりで
ブナ林は色付き始めており上部の紅葉が楽しみだ。
*写真クリックで拡大
登山口は色付き始め
準備をして7:40出発。緩やかな登山道で歩きやすいが、所々ぬかるんでおり雨の後は大変だ。熊が多い地域なので煩い
ぐらいに熊鈴を鳴らしながら登る。すると十数m先を動物が横切りビックリ。狐や狸より小さく、イタチやオコジョより大きく、
いったい何?結論は出ないが熊ではないのは間違いなく先を急ぐ。途中休憩を入れ、最後の水場を過ぎてしばらくすると
大森の見晴らしに出る。ここで展望が開け正面の飯豊連峰が素晴らしい。
ここから尾根上の登山道を登り、やがてシャクナゲ通りの平坦な場所に出てると紅葉と展望が良く休憩に丁度良い。
大森の見晴らしを過ぎると紅葉もピーク
シャクナゲ通り付近から登って来た尾根を振り返る
西側には粟ヶ岳、青里岳、矢筈岳など川内山塊の山々が見える
雨乞峰から湯沢ノ頭
雨乞峰から少し登ると待望の山頂である。
ここからの展望は素晴らしいはずであるが天気が良すぎるのか山々は霞んでいる。
それでも飯豊連峰はもちろん、川内山塊や守門岳、浅草岳その奥に越後駒等が見える。時間があるので本名神楽ヶ峰
方面に向かうが薮が濃く早々に引き返す。
いつものラーメンとコーヒーの昼食休憩と昼寝でくつろぐ。結局、1時間半ほど山頂でのんびりする。
浅草岳をバックに山頂で記念写真
シャクナゲ通りを振り返る
飯豊連峰が素晴らしい
本名御神楽岳方面の稜線
本名御神楽岳方面に少し下った稜線から山頂を振り返る
さて、下山であるが少し下った雨乞峰にザックをデポし湯沢ノ頭方面を散策。
鞍部の紅葉とスラブの迫力を堪能し雨乞峰に戻る。
蝉ヶ平コースを少し下ったところからの湯沢ノ頭
少し下ると雪崩に磨かれたスラブが大きい
シャクナゲ通りから山頂方面を振り返る
あとはひたすら下るのみ。熊にも会わず無事下山。
登山口の状態から中腹がピークと思いきやそうでもなく、稜線はピークを過ぎていた。台風の影響もあるかもしれない。
樹林からするとブナの大木が多く、ピーク時にあたると素晴らしい紅葉を味わえるに違いない。
せっかく旅情豊な地まで来たので泊まって帰ろう。御神楽温泉は高いので津川の公営の温泉宿泊施設で汗を流す。
温泉から見える御神楽岳は何とも言えない。