2001年7月25〜27
新穂高〜槍平小屋(泊)〜槍ヶ岳〜南岳小屋(泊)〜新穂高
7月25日(晴れのち曇り)
4時30分東京の自宅を出発。
9時10分、新穂高から登山開始。50分ほどで穂高平避難小屋に到着し、かき氷で体を冷やす。
白出沢までは林道であるが、その後登山道になり一気に汗が噴出す。滝谷出合の沢で食事と1時間ほどの休憩
をとり槍平小屋に14時着。この日の宿泊は30人ほどでガラ空きでゆったり。満点の星が綺麗であった。

7月26日(晴れのちガス)
6時20分出発。
朝のうちは快晴であったが、飛騨沢上部にさしかかる頃には稜線にガスがかかり始める。9時20分肩の小屋
到着。槍の穂先は時々ガスで見え隠れしている。まずは、山頂ピストン。山頂は日が差すもののガスで遠望がきかない。
肩の小屋から穂先
山頂から肩の小屋
ラーメンで食事をとり、11時、南岳に向けて出発。
時よりガスがかかり相変わらず遠望はきかないものの、大喰岳を過ぎてからは多少のアップダウンはあるもの、
3000mの稜線漫歩は気持ちがいい。中岳の雪渓で水を補給し、13時に南岳小屋到着。ビールでのどを潤し、昼寝。今日の小屋も空いており、ふとん1枚は十分に確保できた。

7月27日(晴れ)
この日は快晴で、朝食後、南岳に登り返す。
山頂からは最高の眺望。ここからはなんといっても北穂滝谷の眺めがいい。笠ヶ岳から双六、三俣蓮華など北アルプスの中心部から、槍はもちろん、白馬、鹿島槍などの後立山。東側は雲海に八ヶ岳、常念、富士山が浮かんでいる。
7時、小屋に戻って南岳新道を槍平に向け下山開始。
最初は緩やかな下りであるが、雪渓をトラバースし尾根に出てから急傾斜で膝のクッションをきかせながら慎重に下る。南沢を過ぎて樹林に入ればじきに槍平小屋に到着。(8時45分)
槍平からはおととい登った往路を新穂高へ、温泉が楽しみ。
南岳から北穂、滝谷
双六から三俣蓮華、左奥が黒部五郎、
ご存知槍ヶ岳
雲海に浮かぶ常念岳