三ツ岩岳、窓明山(小豆温泉〜避難小屋〜三ツ岩岳〜避難小屋〜窓明山〜車道〜小豆温泉)
10月19日
コースタイム:小豆温泉7:00〜避難小屋9:30・10:05〜三ツ岩岳10:35・10・45〜避難小屋〜窓明山12:00・12:20〜車道14:25〜小豆温泉14:35

先週までのナナカマド中心の紅葉はそろそろ終わりなので、今週はブナ林の紅葉見物。
今週の紅葉ハンターは三ツ岩岳と窓明山へ。三ツ岩岳は山スキーで訪れた事があるが登山コースはまったく違うのでほぼ初めて。しかも窓明山
への縦走も楽しむ周回コースとする。近くの会津駒ケ岳のブナ林の綺麗さから期待大。
自宅を2:45に出て小豆温泉手前の駐車場に6:40到着。天気は回復して青空も覗いてきたが、風が強く稜線は雲の中のようだ。
準備をして早速出発。最初はスノーシェッドの屋根を50m程歩き階段を登ってから登山道という珍しいスタート。

    

                                 スノーシェッドからスタート

登山道はすぐに紅葉となり登るに従い更に鮮やかで、紅葉のトンネルの登山道は実に気持ちが良い。

    

                                    紅葉の登山道1


    

                                    紅葉の登山道2

旧道と合流後、更に登ると風が強くなり避難小屋までくると日差しもなくなりこの上はガスの中。少し早いが小屋でラーメンを食べながら天気待ち。
回復の兆しは見えないが、先も長いのでまずは山頂へ。強風の中登っていると霧氷が現れ既に冬景色。

    

                                立派な三ツ岩岳避難小屋


    

                               山頂直下は冬の装い

30分程で山頂到着。残念ながら視界なし。山スキーで訪れた時は飯豊連峰が印象的だったが今日はダメ。少し様子見するも諦めて下山。

    

                                   山頂はガスの中

一旦、避難小屋に戻ったら窓明山に向かう。樹林を少し下るとガスが取れた窓明山が姿を現す。ここから山頂までは風も弱く稜線漫歩。特に東側
の斜面は紅葉の絨毯で素晴らしい。避難小屋から45分で山頂到着。

    

                             ガスが取れ窓明山が見えて来た


    

                                  東斜面の紅葉


    

                                 山頂直下の湿原


    

                                   山頂が近い



    

                                    山頂到着

三ツ岩岳方面はいまだガスの中であるが、こっちの山頂からは展望があり田代山、帝釈山の奥に日光連山。北には那須連峰や二岐山等が見える。

    

                                 三ツ岩岳はガスの中


    

                      田代山から帝釈山、奥に女峰山、男体山などの日光連山


    

                                    眼下の紅葉

のんびり展望を楽しんだら下山開始。すぐに南側に日光白根山も見え流石にひときわ高い。こっちの登山道も紅葉が素晴らしく、これでもかという
感じだ。概ね下りと思っていたら思わぬ登り返しが10分程あり、ちゃん地図を見ておくべきだ。

    

                                   下りの紅葉1


    
    
                              この紅葉の斜面は登り返し

後はひたすら下るのみ。最後の急斜面を下り切ると車道に飛び出す。ここは案内板もないので逆方向の場合は登り口が分り難い。車道を10分程
歩けば駐車場到着。

    
    
                                   駐車場到着

今日は誰にも会わない静かな山行であった。
三ツ岩岳からの展望が得られなかったのは残念だったが、これでもかというブナ林の紅葉の素晴らしさには感激。
この後は、いつもの檜枝岐の温泉民宿で旨い料理に舌鼓。しかも、今日は平日割引キャンペーン中で2000円引きのうえ、村内で使える500円券も
付き超お得。