コースタイム:七倉6:55〜船窪小屋10:15〜七倉岳10:25・10:55〜船窪小屋11:05・11:50〜七倉14:30
北アルプスの稜線も待ちに待った紅葉の季節がやって来た。今週も金曜日が休みなので平日登山。
七倉岳は北アルプスの中では標高も低く静か山であるが、すぐ近くの烏帽子岳があれだけ綺麗な紅葉なのだから間違いなく紅葉ハンターを満足
させてくれるだろう。また、前に来た時はいずれも視界が今一だったので展望にも期待。
自宅を2:40に出て七倉に6:25到着。ここは綺麗な水洗トイレがあり助かる。
早速準備をして出発出発。最初は一気に高度を上げるので効率が良い。先週の腰痛は完全に癒えていないもののだいぶ軽くなった。一旦
下って再び登りとなり、やがて胸突き八丁。ずっとガスっぽい天気だったがここを頑張ると雲海の上に出て素晴らしい紅葉の登山道が待っていた。
胸突き八丁を過ぎると紅葉の登山道が待っていた
さらに登れば天狗の庭で、この辺りの紅葉は今がピーク。
天狗の庭付近の紅葉
天狗の庭を過ぎると道は緩やかになり登山道脇の紅葉も綺麗だ。船窪小屋も近い。
斜度が緩くなると船窪小屋は近い
船窪小屋を過ぎると10分程で七倉岳到着。今日は視界が良く360度の大パノラマ。安曇野側は雲海が掛かり富士山、八ヶ岳、浅間山や四阿山
が頭を出している。反対側は蓮華岳、針ノ木岳が近い。また、剱から立山、五色ヶ原、薬師岳への稜線を真横から見る角度はなかなか良い。
もちろん槍穂高も見え、特に懐かしい槍の北鎌尾根のルートがはっきり見える。
振り返ると雲海の上に富士山と八ヶ岳
針ノ木岳の紅葉
カールが顕著な薬師岳
立山、剱岳と針ノ木岳
槍穂高と大天井岳
蓮華岳をバックに記念写真
岳樺の黄葉
風もなく爽やかな山頂で30分程まったり。
腹も減って来たので船窪小屋に下り何時ものラーメン休憩。この小屋は何時も親切で、泊まり客でもないのにお茶をご馳走になる。
今日は時間もあるので何時ものように昼寝。
頭がスッキリしたところで下山開始。
天狗の庭の下までは紅葉が綺麗で写真を撮りながらのんびり。
帰りも飽きない
天狗の庭付近からの烏帽子岳と南沢岳
紅葉と北葛岳
紅葉の下山路
胸突き八丁からはひたすら下山。
雲海の上は視界は良いものの若干高曇り気味で紅葉には光量が少し足りなかったが、これ以上は贅沢か。
ナナカマドが特に素晴らしかったので隣の烏帽子岳も気になるが、予想通りの素晴らしい紅葉に満足。
来週の見頃は2000m程度付近か?