帝釈山・田代山(馬坂峠〜帝釈山〜田代山〜帝釈山〜馬坂峠)
10月13日
   コースタイム:馬坂峠8:45〜帝釈山9:15〜田代山10:05〜湿原散策、昼食、昼寝10:35・11:45〜
            帝釈山12:30・13:00〜馬坂峠13:20

馬坂峠へは檜枝岐から林道を40分走り到着。林道の紅葉は今が盛りで素晴らしい色付きである。
ガスが晴れるのを待って8:45分出発。馬坂峠は標高1790mで広葉樹林帯を越えアオモリトドマツなどの針葉樹が多い
ので紅葉は期待出来ない。
ほんのひと登りで帝釈山山頂着。ガスは取れたものの遠望がきかないので、休憩もそこそこに田代山へ向かう。一旦下って
登り返しとなり、ルートはいずれも緩やかであるが最低部は少しぬかるんで歩き難い。苗場山や平ヶ岳へのルートと似てお
り山頂に湿原を持つ山独特なのか?45分ほどで田代山避難小屋を過ぎ山頂一角の湿原に到着。湿原を1周する木道が
あり、のんびり散策。一見それほど大きな湿原に見えないが、背の低い樹林を縫うように奥までつながっており、猿倉口、
木賊温泉口へのルートを分けて少し登れば右回り一方通行を1周。何とも気持ちの良い散策である。

            

                       田代山湿原の散策開始


            

                        この奥に、まだ湿原は続く

1周したらラーメンとコーヒーの昼食で、その後は今日も昼寝。
目を覚ますと那須連山など遠くの山々も見えてきて帝釈山からの展望を楽しみに往路を戻る。

            

                      湿原の奥に那須の山々が見えて来た

45分ほどで再び帝釈山到着。今度は素晴らしい展望である。正面には昨日登った会津駒ケ岳、その左には越後三山、
平ヶ岳、燧ケ岳、至仏山、武尊山、日光白根山。男体山や女峰山は近いが太平洋側の山々は山頂を雲で隠している。

            

                            会津駒ケ岳


            

                              武尊山

誰も居ない山頂で贅沢な展望を楽しんでいると秋の休日を実感。
ここから20分で馬坂峠に着き、今回の秋山贅沢ツアーもフィナーレとなる。昨日は「燧の湯」だったので今日は
「アルザ湯の郷」で汗を流しビールで乾杯。
秋山最高。