コースタイム:中房温泉7:40〜燕山荘10:15・10:35〜燕岳10:50・11:50〜燕山荘12:10・12:35〜中房温泉14:40
夏以降だと中房温泉の駐車場がすぐに満車になってしまうが、今の時期だと余裕らしいので10年ぶりに燕岳へ。
土砂降りの自宅を3:10に出て中房温泉に7頃到着。雨も上がったしさて準備と思ったら「ガーン」登山靴がない。山スキーの時期は前日にスキー
と靴を積んで、当日はザックと着替えを持って乗り込みなので、その流れのままで出発ししてしまった。しかも土砂降りで慌ただしかったのでまった
く気付かなかった。天気の事ばかり気にしていたが、その前に自分の事を気にした方が良さそうだ。
幸い今日はスニーカーを履いていたので、それで登るしかない。街用のスニーカーと綿ソックスで雨上がりの登山道と上部雪道はいささか不安で
あるがしょうがない。
紐を硬く結び直して出発。なるべく靴を濡らさないように注意しながら登る。
中房温泉を出発
残念ながらガスが濃く視界がない。第三ベンチで休憩をとり合戦小屋へ。この上から雪道が多くなりスニーカーでは滑りやすく慎重に登った方が
良いのだが、雪上は足が冷たいのでどうしても急いでしまう。
雪が切れるとひと登りで燕山荘到着。
稜線は風が冷たく急いで雨具を着る。相変わらずのガスであるがとりあえず山頂へ向かう。25分程で燕岳到着。さっきよりは少し明るくなって来た
が視界はない。山頂直下の風の当たらない場所でラーメン&コーヒー&昼寝で天気待ち。
燕岳山頂はガスの中
遠望は効かないものの時々ガスも取れ稜線が見渡せるようになって来た。のんびり燕山荘まで戻ると更に視界が良くなり周りの山々も見えてきた
が残念ながら稜線付近のガスはなかなか取れない。
稜線では花もチラホラ、名前ははて?
稜線から燕山荘も見えてきた
ガスのせいか今日は雷鳥が多い
少しずつガスが取れてきたが稜線の雲は取れない
燕山荘も戻るとやっと燕岳が見えてきた
槍ヶ岳だけでも見えないかと思い25分程天気待ち。三俣蓮華岳や双六岳は見えてきたが槍は見えず諦めて下山。
三俣蓮華岳や双六岳が見えて来た
膝に爆弾を抱える身としては下山が今日の核心部。雪道は相変わらず足が冷たいが、その後も順調に下山し靴はすっかり濡れてしまったが膝痛
が出ずに無事下山。
登山靴の素晴らしさを改めて知った山行だった。
中は濡れているが何とかもった
今日は安曇野でYさんと1年ぶりに飲む約束なので、その前に温泉とビールと昼寝で景気づけ。