コースタイム:7/31 千畳敷7:45〜宝剣岳8:30・8:45〜檜尾岳11:00・12:00〜東川岳14:05・14:15
〜木曽殿山荘14:30
8/1 木曽殿山荘6:25〜空木岳7:25・8:50〜池山小屋11:45・12:35〜林道終点12:30
7/31
中央アルプスは冬に一度、木曽駒ケ岳に登ったのみでなかなか機会が無かったが、今回、空木岳を目標に千畳敷カール
から登った。
自宅を3時に出て、「菅の台」の駐車場に6:10着。バスで「しらび平」、ロープウェーで千畳敷に到着。準備をして
7:45出発。観光客が多く、追い抜くのに苦労する。カールの中は高山植物が盛りで、ほとんど歩かずにこの景色が見れる
なら観光客も来るだろう。今日は、上空に寒気が入り午後から雷雨の可能性が高く先を急ぐ。
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千畳敷カール
カールの花畑
10分ほど登ると膝が痛み始める。ほぼ完治したと思っていたが、今までにない痛みでどうした事か?まずは乗越浄土を
経由して宝剣岳到着。眺めは素晴らしく、木曽駒ヶ岳、三ノ沢岳や空木岳など中央アルプスの山々や、振り返れば
南アルプスとのその奥に富士山を眺める事が出来る。
三ノ沢岳
空木岳と南駒ケ岳
南アルプスと富士山
宝剣岳山頂は、岩が折り重なって狭いので早々に下山。下りになっても膝痛は良くなららない。右に三ノ沢岳、正面に
空木岳を見ながらの歩きは稜線漫歩の筈であるが、つらい歩きでペースも上がらない。
極楽平付近から宝剣岳と左奥に木曽駒ケ岳
やっとのおもいで檜尾岳到着。ここで1時間ほどカレーとコーヒーの昼食休憩。いつの間にか稜線はガズに包まれ、早くも
下り坂のようだ。
熊沢岳へ向け再び出発。さっきまでより膝痛が軽減して小屋までは何とかなりそう。問題は天気が持つかだ。
2時間強で東川岳到着。ここまで来れば小屋はもうすぐで一安心。ゆっくり休んで木曽殿山荘へ下る。
雨が降る前に何とか到着。明日の膝が心配だか、まずはビールで乾杯。この日は約40名の登山者でふとん1枚を
確保出来た。
8/1
昨夜は、一晩中雷光が見えていたが、この辺はほとんど雨は降らなかったようだ。
時間に余裕があるのでゆっくりしていたら最後の出発になってしまった。まずは、空木岳への登りで、第一ピークを越える
と岩場となり、第二ピークを越えば待望の山頂である。
南アルプス方面は雲の中であるが、中央アルプスの山々や御岳、槍穂高も見ることが出来る。花崗岩の山頂は明るく気持ち
の良い場所で、景色を満喫。
山頂と奥に御嶽山
南駒ケ岳
宝剣岳と木曽駒ヶ岳
これから下る池山尾根と駒石
山頂で記念写真
十分展望を楽しんで駒石経由で下山開始。昨日よりましであるが、膝の調子が今一なのでのゆっくりペースだ。
駒峰ヒュッテは無人であるが、綺麗で展望も良く一度泊まってみたい小屋である。
駒石付近から空木岳を振り返る
気持ちの良い登山道もやがて樹林帯になると風が通らず暑い。それも5分程で、樹間の広い樹林となり涼しい下山道で
ペースのせいもあるがほとんど汗もかかなくてすんだ。
池山小屋前でラーメン昼食をし、その後、1時間弱で林道終点でフィナーレ。ここからタクシーで駐車場へ。
膝に不安を抱えての山行であったが、ずっと気になっていた山域に行く事が出来て満足。