焼石岳(中沼登山口~中沼~上沼~銀明水~姥石平~焼石岳~姥石平~東焼石方面往復~銀明水~中沼登山口)
7月16日
コースタイム:中沼登山口6:55~銀明水8:25・8:40~姥石平~焼石岳9:55・11:05~姥石平~東焼石方面往復
~銀明水12:10・12:20~中沼登山口13:30
今日は焼石岳へ。こっちは4回目だが前回が三十数年前で、秋や残雪期だったので夏は初めて。
二つある花のピークの間で一番何もない時期らしいが、2回目のピーク時は暑さでバテそうなのでその前に。
中沼登山口までの林道は、以前ならパジェロ以外では入る気がしなかったが、多少手入れされ普通車でも問題なし。
しかも、当時はなかった駐車場やトイレもありひとが増えた訳だ。
さて出発。登り始めて昨日のビールが一気に吹き出す。この日梅雨明けで気温も高い。
登山口
30分程で中沼到着。シモツケソウ、トウゲフキ、ヒオウギアヤメが咲いている。ヒオウギアヤメはこの後、姥石平まで時々目を
楽しませてくれる。
中沼と主稜線
シモツケソウ
上沼までは一部沢上のルートで涼しい。上沼を過ぎてつぶ沼コースと合流する辺は、雪解けが遅かったようでミズバショウ、リュウキンカ
更にシナノキンバイ等が咲いている。更にカラマツソウ、ハクサンチドリが多く湿原っぽい所を過ぎると銀明水到着。
カラマツソウ
シナノキンバイ
シナノキンバイ2
ヒオウギアヤメ
銀明水
ここの岩清水は冷たくて旨い。
再び出発するとリュウキンカとミズバショウ、更にミヤマキンポウゲが多い。
少し登ると雪渓が残っており、リュウキンカ、ヒナザクラの花畑となっており、やがてイワイチョウも多くなる。
ミズバショウ
ヒナザクラ
イワイチョウ
イワイチョウ2
ミヤマキンポウゲ
ハクサンチドリ
更にミヤマタチツボスミレ、オオバキスミレ、キヌガサソウ等も見られる。
姥石平付近まで登って来ると、ハクサンフウロやミネウスユキソウが多くなる。ビールは蒸発し風が心地よい。
ミヤマタチツボスミレ
キヌガサソウ
オオバキスミレ
上部でもヒオウギアヤメ
ミネウスユキソウ
泉水沼を過ぎるとチングルマやイワカガミの群落もあり、横岳からの主稜線まで登ると山頂はもうすぐ。
泉水沼と焼石岳
チングルマ
チングルマ、イワカガミ
綺麗なウサギギク
山頂まではハクサンフウロとミネウスユキソウが多くなる。
山頂手前のミネウスユキソウ
やっと涼しい焼石岳到着。天気は悪くないが雲が多く遠くの山々は見えないが、唯一栗駒山が半分見え隠れする。
まずはラーメン&コーヒーそして少しウトウト。
焼石岳到着
泉水沼と横岳
秋田側の焼石沼
なかなか見えない栗駒山
山頂のハクサンフウロ
山頂のミネウスユキソウ
なかなか天気は回復しそうにないので下山。姥石平から東焼石方面へ散策。この辺りの草原はもう少しすると色とりどりの花が咲くようだ。
今は、そこまでではないもののハクサンフウロ、トウゲフキ、ムカゴトラノウ?などが咲いており気分が良い。
この花が多い、ムカゴトラノウ?
ムカゴトラノウ?の群落も
姥石平の草原は風が心地よい
分岐まで戻ったら暑い登山道を銀明水へ。避難小屋を覗くと中は少し変わったようだ。
リュウキンカ
登山道のミヤマキンポウゲ
水割り用の岩清水を汲んで後はひたすら下る。ブナ林は時期により虫が多いが今日は問題なくて良かった。登山道も以前は長靴のほうが
正解だったが整備が進んで登山靴でOKだった。
大汗をかいて登山口到着。
花が少ない時期という事だったが十分楽しめた。次回は1回目のハクサンイチゲの時期か2回目のピークに来たいところだ。
この後の温泉&ビールは最高。