焼石岳(中沼登山口~銀明水~姥石平~焼石岳~南本内岳方面分岐~東焼石岳~姥石平~銀名水
         ~中沼登山口)
  6月14日

  コースタイム:中沼登山口6:55~銀名水8:25・8:35~焼石岳9:55・10:15~南本内岳方面分岐~東焼石岳11:15
           ~姥石平分岐11:40・11:15~銀名水12:45・12:55~中沼登山口14:05

  今年も焼石岳へ。今回はハクサンイチゲの大群落狙い。ピークには少し早いが今後の天気がはっきりしないので行ける
  うちに。
  自宅を12時に出発し、中沼登山口に6:15到着(眠い)。平日なのに7割程埋まっている。(最終的にはほぼ満車)
  残念ながら天気は霧だが、「朝霧は好天の証」を期待。

  

   中沼登山口

  今日は、流水やぬかるみの多い時期なので久しぶりのロングスパッツ着用。すっかり上部のゴムが緩くなっておりすぐに
  下がってあまり役目を果たしていない。
  登り始めてすぐにサンカヨウ等の花が見れる。中沼はガスだがリュウキンカとミズバショウは今が盛り。

  

   サンカヨウ


  

   リュキンカ


  

   ミズバショウ 
   
  銀明水までは、この二つの花がひっきりなしに登場。
  上沼まで登ると時々青空がのぞきハイテンション。

  

   横岳とミズバショウ

  銀明水からは気持ちの良い雪渓登り。何度目かの雪渓が終わるとイワカガミ、ショウジョウバカマ、シラネアオイなど花が
  多くなる。

  

   銀明水からは雪渓歩き


  

   ショウジョウバカマ


  

   シラネアオイも多い


  

   ここから上はイワカガミが多い

  姥石平分岐付近まで登ると待望のハクサンイチゲ、ミヤマシオガマが多くなりる。

  

   山頂が近くなってきた


  

   泉水沼は半分雪で埋まっている

  まずは焼石岳を目ざす。横岳への鞍部付近にはミヤマシオガマ、チングルマ、ユキワリコザクラ等の花畑が広がっている。

  

   鞍部付近はミヤマシオガマの群落が広がっている


  

   チングルマも


  

   ユキワリコザクラ

  ここからひと登りで焼石岳山頂へ。途中には、キバナノコマノツメやイワウメが多い。

  

   キバナノコマノツメ

  今日はスッキリ晴れているので隣の栗駒山、月山、鳥海山、和賀岳、秋田駒ケ岳、岩手山、早池峰山等々の山々が一望で
  素晴らし。

  

   栗駒山が近い


  

   こちらは月山


  

   残雪豊富な鳥海山


  

   和賀岳


  

   岩手山


  

   早池峰山、今年も行けるか?

  風が冷たいので避けられる場所で行動食休憩。
  この後は、南本内岳方面分岐から東焼石岳へと向かう。
  姥石平までのルートでは、ヒナザクラ、ユキワリコザクラ、チングルマ等が見られ、特に後半は登山道脇にミツバオーレンが途切
  れない。

  

   ヒナザクラ

  姥石平から東焼石岳まではハクサンイチゲを中心に、ミヤマシオガマ、イワカガミ、ミヤマキンバイ、ユキワリコザクラ、チングルマ等
  の混成群落が素晴らしい。自然観察員?にハクサンイチゲの状況を聞いたところ7~8分咲かな?という段階のようだ。

  

   姥石平到着、ハクサンイチゲの群落


  

   分岐付近の花畑


  

   見事な混成群落


  

   東焼石岳への登山道1


  

   登山道2


  

   ミヤマシオガマの白



  

   東焼石岳付近


  

   鳥海山と花畑


  

   花畑と焼石岳


  

   ユキワリコザクラもまだまだ多い


  

   ミヤマキンバイも多い


  

   南東方面の花畑



  

   ミヤマシオガマの変種らしい


  

   焼石岳と花畑2

  花の写真を撮りながらなので、少しの距離もなかなか進まない。
  東焼石岳から姥石平岐まで戻りラーメン昼食。
  睡眠不足なので昼寝の予定だったが、ひっきりなしに登山者がくるので落ち着かなく諦めて下山。
  雪渓歩きなので下山は楽で銀名水まで30分。後は転ばないように慎重に下り1時間10分で登山口到着。

  

   朝と違い中沼もすっかり良い天気

  最後はまたまた膝痛が出てしまう
  焼石岳の緩やかな登山道を考えると、今後は多少心配が残る。

  朝は心配の天気だったが、希望的観測通り回復して素晴らしい展望が得られた。
  花は、種類、規模とも期待通りで大満足の山行だった。

  この後は、格安の源泉かけ流しの温泉で温泉&ビールでクー。