朝日岳、雪倉岳
9月15日 蓮華温泉~瀬戸川~花園三角点~朝日岳~朝日小屋
9月16日 朝日小屋~雪倉岳~鉱山道分岐~鉱山道~蓮華温泉
コースタイム:9/15蓮華温泉6:40~白高地沢8:30・8:40~花園三角点10:00・10:15~朝日岳13:05・13:30
~朝日小屋14:00
9/16朝日小屋5:30~雪倉岳9:00・9:30~鉱山道分岐10:35・10:45~鉱山道~蓮華温泉14:20
9/15
今回は、かつて山スキーでよく通った朝日岳、雪倉岳へ。前回は9月末でも朝日岳への登りが暑さとの戦いだったので今回も暑さ次第か?
自宅を1:15に出て蓮華温泉に6:10到着。駐車場は平日のこの時間で8割方埋まっている。
半袖でも涼しさを感じない程度なのでやはり暑さとの戦いだ。
ここから兵馬ノ平を経由して瀬戸川まで300m程下るので勿体無い。登り返して少し下れば白高地沢で、ここからが本格的な
登り。
蓮華温泉からの朝日岳と五輪山
兵馬ノ平のトリカブト
瀬戸川を渡る
休憩後樹林帯の急登を登る。すぐに大汗となる。登山道脇にはミヤマダイモンジソウが多い。
ミヤマダイモンジソウ
とにかく暑く、こんなに汗をかいても良いのだろうか?と思うほど。
1時間程で湿原に飛び出す。前回はここから快適だったが、今日は風もなく暑い。
それでも湿原にはオヤマリンドウ、イワショウブ、カライトソウ、タカネマツムシソウ、ミヤマコゴメグサ、ハクサンシャジン
ハクサンフウロ他期待以上の花が見られ疲れを癒してくれる。
花園三角点の先で行動食休憩。
ミヤマコゴメグサ
カライトソウ
ハクサンシャジン
タカネマツムシソウ
この先も花が多く、尾根を越えると朝日岳が見えてくる。
草原の登山道
尾根を越えると朝日岳が見える
一旦、樹林帯を通り草原をトラバース気味に登っていくと、ウサギギク、ミヤマリンドウ、ヨツバシオガマ、ミヤマダイモンジソウ
ミヤマキンバイ等が見られる。
再び湿原
ミヤマリンドウ
ミヤマキンバイとミヤマダイモンジソウ
ヨツバシオガマとミヤマダイモンジソウ
イワギキョウ
吹上ノコルまで登るとやっと風が涼しくひと息つける。だいぶ雲が上がって来たので日本海は見えない。
ここからは稜線を緩やかに登り朝日岳到着。
朝日岳
残念ながらガスの中。25分程天気待ちするが諦めて朝日小屋へ下る。下山時も花畑が見られる。
ウサギギク
ウサギギク、ミヤマキンバイ、シラネジンジン他
朝日平もガスの中。まずはビールで乾杯。異常な汗だったので五臓六腑に染み渡る。
朝日小屋到着
夕方にはガスが取れる、雪倉岳、白馬岳、旭岳
9/16
冷え込みはなくあまり涼しくない。まずは水平道で朝日岳を巻いて雪倉岳とのコルを目指す。
これが思いの外長く2時間程。昨日と違い今日は快調。
水平道からの剱岳
雪倉岳へは稜線から一旦、東側へトラバ-スして尾根を登る。この辺りも花が多くトリカブトやカライトソウが多い。
山頂は更に奥
最後は緩やかな登山道を登り雪倉岳到着。
展望は良く小蓮華山から白馬岳、立山、剱岳、毛勝三山などが見える。
東側は天気が良いと飯豊連峰まで見えるが、ガスが多く妙高方面も山頂だけわずかに見える。
雪倉岳到着
記念写真
小蓮華山、白馬岳、旭岳
剱岳と立山、左奥は黒部五郎岳と赤牛岳
焼山、火打山、妙高山
朝日岳と朝日小屋
行動食を取りながら展望を楽しむ。
十分展望を楽しんだら下山。
避難小屋を経由して鉱山道への分岐まで緩やかなアップダウンで到着。
これから向かう登山道
途中の花畑のヨツバシオガマ
鉱山道へ
ここからは初めてのルートで楽しみ。
小屋の女将さんの話だと紅葉の時期と違いこの時期は見るべきものがないという事であったが、どうしてどうして。
所々に花畑があり、カライトソウ、ハクサンシャジン、ミヤマキンバイ、ウサギギク、タカネトウウチソウ、ミヤマコゴメグサ他が
見られる。
ユキクラトウウチソウとカライトソウ
タカネトウウチソウ
暑い登山道では堪らなくシャキっとする
ハクサンシャジン
ヨツバシオガマとミヤマダイモンジソウ
ミヤマコゴメグサ
何度か沢を渡り下って行くとしばらく平坦な道が続く。
再び下りモードとなり沢音が大きくなると橋を渡る。ここから尾根までの登り返しを気にしていたが、トラバース気味の登りで
効率が良く難なく尾根に到着。
この橋を渡ってトラバースすれば蓮華温泉まで40分程
ここからはほぼ平坦な道を40分程で蓮華温泉到着。
水で冷やしたコーラが旨い。
朝日岳への登りは、あまりの暑さにどうなる事かと思ったがこの時期でも花が素晴らしかった。
夏は更に良いと思うが、更に暑いので厳しそうだ。
後は、小谷の大好き宿で温泉&ビール&料理を満喫。