コースタイム:中の湯8:15〜山頂12:00・12:40?〜小船13:20・13:50〜尾根14:35・14:50?
〜中の湯15:15?
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自宅を3:30に出て「中の湯」に7時過ぎに到着。既に今回のメンバーの鷹觜さん、澤井さん、田宮さん、宮本さん、
菊池さんらは到着していた。水曜日に降った雨の影響でパウダーは期待出来ないが予定通り安房山へ。このルートは
「シーハイル」が数年前に岳人に発表したルートで、今回、我々もそのコースを行く。
「中の湯」から車道を何本かショートカットし斜面に取り付く。斜度はそれ程ではないが、アイスバーンの上に新雪が
うっすら乗っている状態でシール登高には厳しい。
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宮本さんはスキーを担いで登る
尾根に出ると斜度も緩み楽になり、振り返ると焼岳、穂高、霞沢岳が素晴らしく台地状の斜面で大休止。
穂高をつまみの贅沢な休憩
徐々に尾根が狭まり、一旦下ってわずかに登り返せば電波等?が建つ山頂である。
山頂からは、白山、乗鞍、八ヶ岳も眺められるが、やはり焼岳と穂高連峰が迫力がある。
山頂から白山
焼岳と奥に双六岳方面
穂高連峰が素晴らしい
先行の2パーティーは早々に滑降して行った。我々は展望を楽しみながら大休止。
さて、いよいよ滑降開始。
尾根を少し戻り北西斜面にエントリー。斜度的には手頃であるが残念ながらアイスバーン。また、思ったよりブッシュが多く
オーバースピードにならないように滑降。やがて斜度が緩み樹間が広くなったら地図上の小船に到着。おそらく例年並の
積雪ならばブッシュも埋まり快適なパウダーランとなる事だろう。それは次回の楽しみにしよう。
カメラを担いだままでも安定した滑りの菊池氏
上部斜面を飛ばす宮本氏
滑降中の吉田
下部は樹が広くなる
小船は休憩には最適な場所
小船は平らな地形で、休憩には最適。風もなく穏やかでのんびり休む。
ここから250m程の登りは大汗をかいて尾根に到着。ここは登りに通った尾根で、北側の沢を滑って行けば「中の湯」の
ようだ。
休憩後、「中の湯」までの最終ステージ。
雪質はやはり硬く、スピードをコントロールしながら滑降して行く。2回ほど車道を横切り少し滑れば「中の湯」到着。
朝、見上げていた正面の斜面だったようだ。雪崩防止策が何箇所かあり、条件によっては雪崩のリスクは高そうだ。
雪質は今一であったが、思った以上に展望が良くパウダー期の再訪を誓う。