安達太良山(スキー場〜勢至平〜矢筈森〜振り子沢〜くろがね小屋(泊)
〜勢至平〜スキー場)
 2月6、7日
6日
年一回の安達太良山の温泉&山スキーツアーである。今回は、結城さん、今井さんとの3人パーティー。途中、今井さんをピック
アップし、スキー場レストハウスに9:30集合。今回もゴンドラが止まっているため、勢至平目指して10:15シール登高開始。
ここ数日の降雪でラッセル覚悟であったが、先行のワカンと思われるトレースがあり拝借する。斜度も一段落したところで食事
休憩。天気予報では雪であったが意外に良く、中腹から下は時々日が差し、ここから二本松市街も一望出来る。
ここから勢至平までは、わずかの登りで先行でラッセルしていた小屋の戸田さんに追いつく。ここまで通常の倍以上の時間が
かかったらしくラッセルのきつさが想像できる。先頭を交代して少し進むが、ここから我々は矢筈森を目指すため左にルートを
とり、直進し直接小屋に向う戸田さんのお役に立たなかった。
峰の辻へのルートをなだらかに登った後、一旦、振り子沢に下る。ここにザックをデポし、結城さんと空身で矢筈森を目指す。
この頃から時々視界が開けるようになり、滑降地点から安達太良山が見える。

            

                       矢筈森付近から安達太良山山頂

シールを外していよいよ滑降開始。重い雪で気持ちの良いターンとはいかず滑りも悪い。それでもザックのデポ地点までは
なんとかなったが、そこからは斜度が緩くなりスキーが潜り直滑降でも時々止まってしまう。

            

                            重い雪に悪戦苦闘

            

               日が差すと気持ちの良さそうな斜面が現れるがスキーが滑らない

今井さんも重い雪質に悪戦苦闘しているが何とか3時前にくろがね小屋到着。この日は、我々と4人パーティーの総勢7人で
のんびり出来る。
まずは温泉とビールでくつろぐ。夕食は、しゃぶしゃぶ、牛タン、やきそばと豪華な宴は過ぎてゆく。

            

                          くろがね小屋でくつろぐ

7日
朝のうちは日が差していたが、徐々に雪模様である。
8:20出発。この日もラッセルに苦しみ、やっと勢至平到着。ここでシールを外し滑降体制に入る。いつもならあっという間に下山
のはずが、がほとんど滑らず下りのラッセルとなる。樹林帯への下りから斜度も出て、雪質も良くなりやっとスキーが滑りだす。
結局、いつもの倍以上かかり10:20スキー場着。
この後、岳の湯で汗を流し帰途に着く。