安達太良山(あだたらスキー場〜勢至平〜くろがね小屋往復)
2月4〜5日
コースタイム:2/4奥岳10:45〜くろがね小屋13:20 2/5くろがね小屋8:20〜奥岳9:40
毎年恒例の安達太良温泉ツアーである。高城さん、今井さんは都合がつかず結城氏とのパーティーであるが、今回は久々に
厳しい山行となった。
2/4
東北自動車道も郡山付近から地吹雪となり嫌な予感。あだたらスキー場も強風でレストハウスまでも大変。はたして小屋
までたどり着けるだろうか?唯一動いているリフトを1本乗ってシール登高開始。樹林帯は風をしのげるが、勢至平手前から
いよいよ烈風帯となり雪煙で視界が数m。しかも正面からの風で、5〜6歩毎に休みながらの歩行でしんどい。勢至平に出て
からは樹木がありルートは分りやすいが風は相変わらずである。勢至平を過ぎトラバース斜面に出るとやっと一息できる。
更に回り込んでやっとの思いで「くろがね小屋」到着。強風で有名な安達太良山であるが、これほどの強風は記憶にないぐ
らいである。

            

                        やっとの思いで「くろがね小屋」到着

今日は、我々以外に2パーティーはキャンセルで貸切状態。いつも通り、温泉、ビール、昼寝でのんびり過ごし、夕食は定番の
しゃぶしゃぶ、牛タン、焼きそばで満腹。

2/5
今日も吹雪模様で、往路を直接下山とする。当然、昨日のトレースはなく軽いラッセルで勢至平へ。風は強いが昨日とは比べ
ものにならないくらい楽である。勢至平でシールを外しスキー場までの唯一の滑降開始。勢至平は斜度がなく、あまり滑らな
いが、樹林帯上部はパウダーで短いが快適な滑降が楽しめた。その後の夏道も快適に飛ばす。

            

                          樹林帯は快適なパウダー


            

                      樹間が狭いので木に衝突しないように滑降

20分程でスキー場に出てツアーもフィナーレ。何とか無事帰還。
岳温泉の「岳の湯」で、のんびり汗を流して帰途に着く。